ストーリーズでの商品タグ付け、フィード・カルーセルとの違いと使い分け

商品タグ、フィードにしか付けていないか

フィード投稿には商品タグを付けているけれど、ストーリーズには付けていない。

そんな運用をしている人も多いのではないでしょうか。

ストーリーズにも商品タグは付けられます。

フィードやカルーセルとは見られ方が違うため、使い分けを知っておくと、商品タグをより活かせます。

この記事では、ストーリーズでの商品タグの付け方と、フィード・カルーセルとの違いを整理します。

商品タグの基本

商品タグとは、投稿やストーリーズに表示される、商品名と価格へのリンクです。

タップすると、商品の詳細ページに移動できます。

商品タグを使うには、次の準備が必要です。

  • プロアカウント(ビジネスまたはクリエイター)であること
  • Instagramショッピング機能が利用可能な状態であること(商品カタログの連携が必要)
  • 販売する商品が、カタログに登録されていること

この準備が整っていれば、フィード・カルーセル・ストーリーズのどこにも商品タグを付けられます。

ストーリーズでの商品タグの付け方

ストーリーズに商品タグを付ける手順です。

  1. ストーリーズ用の写真・動画を撮影、または選択する
  2. 画面上部のスタンプアイコンから「商品タグ」を選ぶ
  3. タグ付けしたい商品を、カタログから検索して選ぶ
  4. タグの位置を、見やすい場所に調整する
  5. 通常のストーリーズと同じように投稿する

ストーリーズの商品タグは、スタンプと同じ扱いで配置できるため、位置やサイズを自由に調整しやすいのが特徴です。

スマートフォンでストーリーズの写真に商品タグのスタンプを配置しているイラスト

フィード・カルーセルとの違い

ストーリーズとフィード・カルーセルでは、商品タグの見られ方が異なります。

項目 フィード・カルーセル ストーリーズ
表示される期間 基本的に残り続ける 24時間で表示が消える(ハイライトに残せば継続)
見られる場所 タイムライン・プロフィール・発見タブなど フォロワーのストーリーズ一覧
タグの見た目 写真に重なる小さなタグ スタンプのように自由に配置できる
向いている使い方 じっくり見てもらいたい商品の紹介 期間限定の告知・今すぐ見てほしい情報

フィード・カルーセルは「ずっと見てもらえる」ことが強みで、ストーリーズは「今すぐ気づいてもらえる」ことが強みです。

この違いを踏まえて、使い分けを考えます。

ストーリーズの商品タグが向いている場面

ストーリーズでの商品タグは、次のような場面で活かしやすいです。

  • 期間限定セール・在庫限りの商品の告知…今すぐ見てほしい情報に向いている
  • 入荷したばかりの新商品のお知らせ…フィードに載せる前の先出し情報として
  • フィード投稿の商品を、別の角度からもう一度紹介する…1つの商品を複数の形で見せられる

ストーリーズは流れていく特性があるため、「今」の情報を届けるのに向いています。

フィードに載せた商品を、ストーリーズでも改めて紹介することで、見る機会を増やせます。

ハイライトに残して、継続的な案内にする

ストーリーズは24時間で表示が消えますが、ハイライトに保存すれば、プロフィールに残しておけます。

  • 商品紹介用のハイライトを作り、商品タグ付きのストーリーズをまとめておく
  • 「メニュー」「商品一覧」のようなハイライト名にしておくと、訪れた人が見つけやすい
  • 商品が入れ替わったら、ハイライトの中身も更新する

ハイライトに残すことで、ストーリーズの「今だけ」の強みと、フィードの「残り続ける」強みを、両方活かすことができます。

フィード・カルーセルでの使い方のポイント

フィードやカルーセルでの商品タグは、じっくり見てもらうことを前提に使います。

  • カルーセルの各枚に、それぞれ違う商品タグを付けられる
  • 1枚目で興味を引き、後ろの枚で商品を詳しく見せる構成にすると効果的
  • 商品の使用シーンや着用イメージなど、購入の判断材料になる写真を選ぶ

フィード・カルーセルは、見る人がじっくり比較検討できる場であるため、情報量を増やしても読み飛ばされにくいという特徴があります。

両方を組み合わせて使う流れ

実際の運用では、フィードとストーリーズを組み合わせて使うことが多いです。

  1. フィード・カルーセルで、商品をじっくり紹介する(基本の商品情報)
  2. ストーリーズで、期間限定の情報やリマインドを出す(今すぐ見てほしい情報)
  3. ハイライトに、商品タグ付きのストーリーズをまとめておく(あとから来た人のため)

1つの商品に対して、複数の場所で接触する機会を作ることで、見逃しを減らせます。

すべてをフィードだけでやろうとすると、情報が埋もれやすくなります。

カルーセルでの商品タグの使い方

カルーセル(複数枚投稿)では、1枚ごとに違う商品タグを付けられるという特徴があります。

  • 1枚目は全体のイメージ、2枚目以降で個別の商品を紹介する構成がよく使われる
  • 似た商品をまとめて見せたい場合、カルーセルで比較しながら商品タグを付けられる
  • 枚数が多すぎると最後まで見てもらえないため、3〜6枚程度にまとめるのが目安

カルーセルは、1つの投稿の中で複数の商品を順番に見せられるため、関連商品をまとめて紹介したいときに向いています。

ストーリーズが「今すぐ」、カルーセルが「比較しながらじっくり」という役割の違いも意識してみてください。

季節商品・入れ替わりの早い商品での使い方

季節ごとに商品が入れ替わる場合、ストーリーズの商品タグはとくに活用しやすいです。

  • 入荷のたびに、ストーリーズで商品タグ付きの紹介を出す
  • 売り切れたら、該当のハイライトからも早めに外す
  • フィードに載せるタイミングまで待たず、ストーリーズで先に情報を出せる

フィードに載せる投稿を作り込む時間がなくても、ストーリーズであれば手早く情報を出せます。

商品の入れ替わりが早い業種ほど、ストーリーズの機動力を活かしやすいです。

商品タグの反応を確認する

商品タグを付けたら、反応も確認しておきましょう。

  • 商品タグのタップ数…インサイトで確認できる
  • ストーリーズとフィード、どちらのタップが多いか…自分のフォロワーの反応傾向が分かる
  • タップされているのに購入につながらない場合…商品ページの情報不足や、価格の見え方を見直す

ストーリーズとフィードで反応を比べることで、自分のフォロワーにとって、どちらの見せ方が刺さりやすいかが分かってきます。

タグ付けの対象を絞る考え方

すべての商品に商品タグを付ける必要はありません。

  • 売りたい商品、知ってほしい商品を優先してタグ付けする
  • 定番商品より、新商品やセール品を優先してストーリーズで紹介する
  • タグが多すぎると、どれを見ればいいか分かりにくくなることもある

目立たせたい商品を絞ることで、見る人にとっても「今押すべきタグ」が分かりやすくなります。

すべてを平等に扱うより、優先順位をつけて紹介するほうが、結果的に反応を得やすくなります。

スタッフ・チームで運用する場合の注意点

複数人でストーリーズを更新している場合、商品タグの付け方にもルールを決めておくと安心です。

  • 誰がどの商品にタグを付けるか、担当を決めておく
  • 売り切れた商品のタグを、誰が・いつ外すかを決めておく
  • 商品の価格や情報が変わったときの更新ルールも共有しておく

担当が曖昧なままだと、売り切れた商品のタグが残り続けてしまったり、情報が古いままになってしまったりすることがあります。

小さなチームでも、更新のルールを決めておくことで、こうした行き違いを防げます。

商品タグ運用を振り返るタイミング

商品タグの使い方も、定期的に振り返ることで改善点が見えてきます。

  • 月に1回程度、どの商品タグがよく反応を得ているかを確認する
  • ストーリーズとフィード、どちらでの反応が良いかを比べる
  • 反応の良かったパターンを、次の商品紹介にも活かす

一度やり方を決めたら終わりではなく、反応を見ながら、ストーリーズとフィードの使い分けを少しずつ調整していくことが大切です。

商品タグを使った、リピーター向けの案内

新規のお客さまだけでなく、すでに知っているお客さまにも、ストーリーズの商品タグは活用できます。

  • 「以前ご紹介した〇〇が再入荷しました」のように、過去の案内を踏まえた紹介をする
  • リピーターが気にする情報(サイズ展開・在庫状況など)を、具体的に添える
  • 定期的に購入される商品は、入荷のタイミングで毎回同じ形式で紹介する

新規の集客だけでなく、既に関係のあるお客さまとの接点を保つ手段としても、ストーリーズの商品タグは役立ちます。

商品タグと、他の集客施策を組み合わせる

商品タグは単独で使うだけでなく、他の集客の工夫と組み合わせることで、より効果を発揮しやすくなります。

  • リマインダー機能と組み合わせて、セール開始を事前に知らせておく
  • プロフィールのリンクやアクションボタンと合わせて、購入までの道筋を整える
  • ハイライトにまとめることで、あとから来た人にも継続して案内する

商品タグ単体の機能として捉えるより、プロフィール全体の導線の一部として考えることで、より効果的に活用できます。

始めるときは、1つの商品から試してみる

初めて商品タグを使う場合、すべての商品に一気に設定しようとせず、1つの商品から試してみるのがおすすめです。

  • よく売れている定番商品で、まず操作に慣れる
  • 反応を見ながら、少しずつ他の商品にも広げていく
  • 慣れてきたら、ストーリーズとフィードの使い分けも試していく

最初から完璧に使いこなす必要はありません。

小さく始めて、慣れながら活用の幅を広げていってください。

使い続けることで見えてくる反応の違い

商品タグを継続的に使っていくと、フォロワーがどの見せ方に反応しやすいかが、少しずつ見えてきます。

  • ストーリーズでの反応が良い商品と、フィードでの反応が良い商品が分かれることもある
  • その違いを踏まえて、次からの紹介の仕方を調整する
  • 単発で終わらせず、継続して試すことで傾向がつかめる

商品タグの活用は、一度の成功より、使い続けながら調整していく積み重ねが力になります。

まずは1本のストーリーズで試してみる

今日のストーリーズから、商品タグ付きの紹介を1本出してみてください。

  • 紹介したい商品を1つ選ぶ
  • 商品タグを付けて、ストーリーズとして投稿する
  • タップ数をインサイトで確認する

小さな一歩から、商品タグの活用を広げていきましょう。

慣れるまでは、無理に手を広げない

最初から多くの商品にタグを付けようとせず、慣れるまでは少ない数から始めてください。

  • 1〜2個の商品から始めて、操作に慣れる
  • 慣れてきたら、他の商品にも少しずつ広げていく
  • 無理に手を広げず、続けられる範囲で運用する

少しずつ慣れていくことで、無理なく商品タグを活用する運用が身についていきます。

よくある質問

Q. ストーリーズの商品タグに、追加の費用はかかりますか。
A. タグの利用自体に追加費用はかかりません。

ショッピング機能の利用条件は、Instagramのヘルプセンターで最新情報を確認してください。

Q. ストーリーズに付けた商品タグは、あとから編集できますか。
A. 投稿済みのストーリーズは、商品タグを含めて大きな編集はできないことが多いです。

間違えた場合は、削除して再投稿するのが確実です。

Q. フィードとストーリーズ、同じ商品に同時にタグを付けてもいいですか。
A. 問題ありません。

むしろ複数の場所で見てもらう機会を作るという意味で、組み合わせて使うのがおすすめです。

Q. ハイライトに入れた商品タグは、いつまで有効ですか。
A. 商品カタログ側でその商品が販売中であれば、タグは有効なままです。

販売終了した商品は、ハイライトから外しておくとよいでしょう。

まとめ:今日の一歩

ストーリーズの商品タグは、「今すぐ見てほしい情報」を届けるのに向いています。

フィード・カルーセルの「じっくり見てもらう」強みと組み合わせることで、商品タグの効果を広げられます。

今日やることは1つです。

フィードにしか商品タグを付けていない商品を1つ選び、ストーリーズでも同じ商品タグ付きの紹介を出してみる。

反応の違いを、インサイトで確認してみましょう。