商品タグ、フィードにしか付けていないか
フィード投稿には商品タグを付けているけれど、ストーリーズには付けていない。
そんな運用をしている人も多いのではないでしょうか。
ストーリーズにも商品タグは付けられます。
フィードやカルーセルとは見られ方が違うため、使い分けを知っておくと、商品タグをより活かせます。
この記事では、ストーリーズでの商品タグの付け方と、フィード・カルーセルとの違いを整理します。
商品タグの基本
商品タグとは、投稿やストーリーズに表示される、商品名と価格へのリンクです。
タップすると、商品の詳細ページに移動できます。
商品タグを使うには、次の準備が必要です。
- プロアカウント(ビジネスまたはクリエイター)であること
- Instagramショッピング機能が利用可能な状態であること(商品カタログの連携が必要)
- 販売する商品が、カタログに登録されていること
この準備が整っていれば、フィード・カルーセル・ストーリーズのどこにも商品タグを付けられます。
ストーリーズでの商品タグの付け方
ストーリーズに商品タグを付ける手順です。
- ストーリーズ用の写真・動画を撮影、または選択する
- 画面上部のスタンプアイコンから「商品タグ」を選ぶ
- タグ付けしたい商品を、カタログから検索して選ぶ
- タグの位置を、見やすい場所に調整する
- 通常のストーリーズと同じように投稿する
ストーリーズの商品タグは、スタンプと同じ扱いで配置できるため、位置やサイズを自由に調整しやすいのが特徴です。

フィード・カルーセルとの違い
ストーリーズとフィード・カルーセルでは、商品タグの見られ方が異なります。
| 項目 | フィード・カルーセル | ストーリーズ |
|---|---|---|
| 表示される期間 | 基本的に残り続ける | 24時間で表示が消える(ハイライトに残せば継続) |
| 見られる場所 | タイムライン・プロフィール・発見タブなど | フォロワーのストーリーズ一覧 |
| タグの見た目 | 写真に重なる小さなタグ | スタンプのように自由に配置できる |
| 向いている使い方 | じっくり見てもらいたい商品の紹介 | 期間限定の告知・今すぐ見てほしい情報 |
フィード・カルーセルは「ずっと見てもらえる」ことが強みで、ストーリーズは「今すぐ気づいてもらえる」ことが強みです。
この違いを踏まえて、使い分けを考えます。
ストーリーズの商品タグが向いている場面
ストーリーズでの商品タグは、次のような場面で活かしやすいです。
- 期間限定セール・在庫限りの商品の告知…今すぐ見てほしい情報に向いている
- 入荷したばかりの新商品のお知らせ…フィードに載せる前の先出し情報として
- フィード投稿の商品を、別の角度からもう一度紹介する…1つの商品を複数の形で見せられる
ストーリーズは流れていく特性があるため、「今」の情報を届けるのに向いています。
フィードに載せた商品を、ストーリーズでも改めて紹介することで、見る機会を増やせます。
ハイライトに残して、継続的な案内にする
ストーリーズは24時間で表示が消えますが、ハイライトに保存すれば、プロフィールに残しておけます。
- 商品紹介用のハイライトを作り、商品タグ付きのストーリーズをまとめておく
- 「メニュー」「商品一覧」のようなハイライト名にしておくと、訪れた人が見つけやすい
- 商品が入れ替わったら、ハイライトの中身も更新する
ハイライトに残すことで、ストーリーズの「今だけ」の強みと、フィードの「残り続ける」強みを、両方活かすことができます。
フィード・カルーセルでの使い方のポイント
フィードやカルーセルでの商品タグは、じっくり見てもらうことを前提に使います。
- カルーセルの各枚に、それぞれ違う商品タグを付けられる
- 1枚目で興味を引き、後ろの枚で商品を詳しく見せる構成にすると効果的
- 商品の使用シーンや着用イメージなど、購入の判断材料になる写真を選ぶ
フィード・カルーセルは、見る人がじっくり比較検討できる場であるため、情報量を増やしても読み飛ばされにくいという特徴があります。
両方を組み合わせて使う流れ
実際の運用では、フィードとストーリーズを組み合わせて使うことが多いです。
- フィード・カルーセルで、商品をじっくり紹介する(基本の商品情報)
- ストーリーズで、期間限定の情報やリマインドを出す(今すぐ見てほしい情報)
- ハイライトに、商品タグ付きのストーリーズをまとめておく(あとから来た人のため)
1つの商品に対して、複数の場所で接触する機会を作ることで、見逃しを減らせます。
すべてをフィードだけでやろうとすると、情報が埋もれやすくなります。
カルーセルでの商品タグの使い方
カルーセル(複数枚投稿)では、1枚ごとに違う商品タグを付けられるという特徴があります。
- 1枚目は全体のイメージ、2枚目以降で個別の商品を紹介する構成がよく使われる
- 似た商品をまとめて見せたい場合、カルーセルで比較しながら商品タグを付けられる
- 枚数が多すぎると最後まで見てもらえないため、3〜6枚程度にまとめるのが目安
カルーセルは、1つの投稿の中で複数の商品を順番に見せられるため、関連商品をまとめて紹介したいときに向いています。
ストーリーズが「今すぐ」、カルーセルが「比較しながらじっくり」という役割の違いも意識してみてください。
季節商品・入れ替わりの早い商品での使い方
季節ごとに商品が入れ替わる場合、ストーリーズの商品タグはとくに活用しやすいです。
- 入荷のたびに、ストーリーズで商品タグ付きの紹介を出す
- 売り切れたら、該当のハイライトからも早めに外す
- フィードに載せるタイミングまで待たず、ストーリーズで先に情報を出せる
フィードに載せる投稿を作り込む時間がなくても、ストーリーズであれば手早く情報を出せます。
商品の入れ替わりが早い業種ほど、ストーリーズの機動力を活かしやすいです。
商品タグの反応を確認する
商品タグを付けたら、反応も確認しておきましょう。
- 商品タグのタップ数…インサイトで確認できる
- ストーリーズとフィード、どちらのタップが多いか…自分のフォロワーの反応傾向が分かる
- タップされているのに購入につながらない場合…商品ページの情報不足や、価格の見え方を見直す
ストーリーズとフィードで反応を比べることで、自分のフォロワーにとって、どちらの見せ方が刺さりやすいかが分かってきます。
タグ付けの対象を絞る考え方
すべての商品に商品タグを付ける必要はありません。
- 売りたい商品、知ってほしい商品を優先してタグ付けする
- 定番商品より、新商品やセール品を優先してストーリーズで紹介する
- タグが多すぎると、どれを見ればいいか分かりにくくなることもある
目立たせたい商品を絞ることで、見る人にとっても「今押すべきタグ」が分かりやすくなります。
すべてを平等に扱うより、優先順位をつけて紹介するほうが、結果的に反応を得やすくなります。
スタッフ・チームで運用する場合の注意点
複数人でストーリーズを更新している場合、商品タグの付け方にもルールを決めておくと安心です。
- 誰がどの商品にタグを付けるか、担当を決めておく
- 売り切れた商品のタグを、誰が・いつ外すかを決めておく
- 商品の価格や情報が変わったときの更新ルールも共有しておく
担当が曖昧なままだと、売り切れた商品のタグが残り続けてしまったり、情報が古いままになってしまったりすることがあります。
小さなチームでも、更新のルールを決めておくことで、こうした行き違いを防げます。
商品タグ運用を振り返るタイミング
商品タグの使い方も、定期的に振り返ることで改善点が見えてきます。
- 月に1回程度、どの商品タグがよく反応を得ているかを確認する
- ストーリーズとフィード、どちらでの反応が良いかを比べる
- 反応の良かったパターンを、次の商品紹介にも活かす
一度やり方を決めたら終わりではなく、反応を見ながら、ストーリーズとフィードの使い分けを少しずつ調整していくことが大切です。
商品タグを使った、リピーター向けの案内
新規のお客さまだけでなく、すでに知っているお客さまにも、ストーリーズの商品タグは活用できます。
- 「以前ご紹介した〇〇が再入荷しました」のように、過去の案内を踏まえた紹介をする
- リピーターが気にする情報(サイズ展開・在庫状況など)を、具体的に添える
- 定期的に購入される商品は、入荷のタイミングで毎回同じ形式で紹介する
新規の集客だけでなく、既に関係のあるお客さまとの接点を保つ手段としても、ストーリーズの商品タグは役立ちます。
商品タグと、他の集客施策を組み合わせる
商品タグは単独で使うだけでなく、他の集客の工夫と組み合わせることで、より効果を発揮しやすくなります。
- リマインダー機能と組み合わせて、セール開始を事前に知らせておく
- プロフィールのリンクやアクションボタンと合わせて、購入までの道筋を整える
- ハイライトにまとめることで、あとから来た人にも継続して案内する
商品タグ単体の機能として捉えるより、プロフィール全体の導線の一部として考えることで、より効果的に活用できます。
始めるときは、1つの商品から試してみる
初めて商品タグを使う場合、すべての商品に一気に設定しようとせず、1つの商品から試してみるのがおすすめです。
- よく売れている定番商品で、まず操作に慣れる
- 反応を見ながら、少しずつ他の商品にも広げていく
- 慣れてきたら、ストーリーズとフィードの使い分けも試していく
最初から完璧に使いこなす必要はありません。
小さく始めて、慣れながら活用の幅を広げていってください。
使い続けることで見えてくる反応の違い
商品タグを継続的に使っていくと、フォロワーがどの見せ方に反応しやすいかが、少しずつ見えてきます。
- ストーリーズでの反応が良い商品と、フィードでの反応が良い商品が分かれることもある
- その違いを踏まえて、次からの紹介の仕方を調整する
- 単発で終わらせず、継続して試すことで傾向がつかめる
商品タグの活用は、一度の成功より、使い続けながら調整していく積み重ねが力になります。
まずは1本のストーリーズで試してみる
今日のストーリーズから、商品タグ付きの紹介を1本出してみてください。
- 紹介したい商品を1つ選ぶ
- 商品タグを付けて、ストーリーズとして投稿する
- タップ数をインサイトで確認する
小さな一歩から、商品タグの活用を広げていきましょう。
慣れるまでは、無理に手を広げない
最初から多くの商品にタグを付けようとせず、慣れるまでは少ない数から始めてください。
- 1〜2個の商品から始めて、操作に慣れる
- 慣れてきたら、他の商品にも少しずつ広げていく
- 無理に手を広げず、続けられる範囲で運用する
少しずつ慣れていくことで、無理なく商品タグを活用する運用が身についていきます。
よくある質問
Q. ストーリーズの商品タグに、追加の費用はかかりますか。
A. タグの利用自体に追加費用はかかりません。
ショッピング機能の利用条件は、Instagramのヘルプセンターで最新情報を確認してください。
Q. ストーリーズに付けた商品タグは、あとから編集できますか。
A. 投稿済みのストーリーズは、商品タグを含めて大きな編集はできないことが多いです。
間違えた場合は、削除して再投稿するのが確実です。
Q. フィードとストーリーズ、同じ商品に同時にタグを付けてもいいですか。
A. 問題ありません。
むしろ複数の場所で見てもらう機会を作るという意味で、組み合わせて使うのがおすすめです。
Q. ハイライトに入れた商品タグは、いつまで有効ですか。
A. 商品カタログ側でその商品が販売中であれば、タグは有効なままです。
販売終了した商品は、ハイライトから外しておくとよいでしょう。
まとめ:今日の一歩
ストーリーズの商品タグは、「今すぐ見てほしい情報」を届けるのに向いています。
フィード・カルーセルの「じっくり見てもらう」強みと組み合わせることで、商品タグの効果を広げられます。
今日やることは1つです。
フィードにしか商品タグを付けていない商品を1つ選び、ストーリーズでも同じ商品タグ付きの紹介を出してみる。
反応の違いを、インサイトで確認してみましょう。






