手順は合っているはずなのに、なぜかうまくいかない
リールを作ろうとして、音楽のアイコンをタップしたのに反応がない。
好きな曲を選んだつもりが、いざ投稿してみると無音になっている。
そんな「あれ、おかしいな」という場面、意外とよくあります。
操作を間違えているわけではないのに動かないと、余計に焦ってしまいますよね。
せっかく時間をかけて動画を撮ったのに、音がないだけで印象がだいぶ変わってしまいます。
今日は、リールに音楽(BGM)をつける基本の手順と、うまくいかないときに考えられる原因について、一つずつ整理してお伝えします。
音楽(BGM)の基本的な付け方
まずは、基本の手順を確認しておきましょう。
– リール作成画面を開き、上部にある音符(音楽)アイコンをタップする
– 表示される検索欄で、曲名やアーティスト名を入力して探す
– 使いたい曲を選び、使用したい部分(何秒〜何秒か)を選択する
– 動画を撮影・編集し、通常どおり投稿する
すでに撮影済みの動画にあとから音楽をつけたい場合も、同じ音符アイコンから設定できます。
編集画面の中で、動画のどのタイミングに音を合わせるかも調整可能です。
音楽を選ぶときは、曲全体ではなくサビの部分など印象的な数秒間だけを選べるようになっています。
リールは短い時間で見てもらう動画なので、曲の一番盛り上がる部分を選ぶと、見ている人の印象にも残りやすくなります。
音量のバランスも調整できます。
自分の声を活かしたい場合はBGMの音量を下げ、雰囲気を重視したい場合はBGMの音量を上げる、というように、動画の内容に合わせて微調整してみてください。
また、動画のカット割りに合わせて、音楽の切り替わるタイミングを調整できる場合もあります。
場面が変わるところで音の盛り上がりが重なると、見ている人にとってもテンポよく感じられる動画になります。
最初から完璧に合わせようとせず、何度かプレビューで確認しながら微調整していくくらいの気持ちで取り組むとよいでしょう。

音楽が入れられない・選べない主な原因
手順どおりに操作しているのに音楽が入れられない場合、次のような原因が考えられます。
アプリやOSのバージョンが古いことが、まず疑うポイントです。
バージョンが古いままだと、音楽ライブラリの一部機能が正しく動かないことがあります。
通信環境が不安定なことも原因になります。
音楽データの読み込みには通信が必要なため、電波の弱い場所では選択自体がうまくいかないことがあります。
アプリ内に一時的な不具合が起きているケースもあります。
この場合は、アプリを最新版にアップデートしたり、一度再起動したりすることで改善することが多いです。
音が出ない・聞こえないときの確認ポイント
「音楽はついているはずなのに、聞こえない」という場合は、別の角度からの確認が必要です。
まず疑いたいのは、スマホ本体の音量設定です。
マナーモードになっていないか、動画再生時の音量が0になっていないかを確認してみてください。
次に、アプリ側のミュート設定です。
リール一覧を見ているときに、画面のどこかで音声をオフにする操作をしていないかも見直してみましょう。
投稿した動画自体に音声がきちんと含まれているかどうかも、投稿前のプレビューで確認しておくと安心です。
意外と見落としがちなのが、動画編集アプリを経由した場合です。
外部アプリで編集してから書き出した動画は、その時点で音声がうまく含まれていないことがあります。
書き出したあとの動画を一度再生してみて、音が正しく入っているかを確認してから投稿するようにしましょう。
アカウントの種類が影響しているケース
見落としがちなのが、アカウントの種類やカテゴリ設定による違いです。
ビジネスアカウントとして「商業用」のカテゴリを選んでいる場合、著作権保護された音楽の一部が音楽ライブラリに表示されなくなることがあるとされています。
これは、商用利用に対する権利上の制限が関係していると考えられます。
もし心当たりがある場合は、アカウントの設定画面から、カテゴリを「個人ブロガー」や「クリエイター」といった非商業的な区分に変更することで、選べる曲が増える可能性があります。
自分のアカウントがどの種類・カテゴリになっているか、一度確認してみるとよいでしょう。
著作権で音楽が使えない・消えることがある理由
「以前は使えた曲なのに、今は検索しても出てこない」ということもあります。
これは、著作権に関わる契約の変化が理由になっていることが多いです。
音楽レーベルや配信会社との契約状況によって、利用できる楽曲のリストは随時見直されています。
そのため、ある日突然、特定の曲が一覧から外れることも珍しくありません。
これは利用者側の設定ミスではなく、サービス側の権利関係の都合によるものです。
気になる曲が消えてしまった場合は、別の曲で代用するくらいに考えておくと気持ちが楽になります。
同じ理由で、以前保存したお気に入りの曲一覧が、ある日突然使えなくなっていることもあります。
これも仕様としてそういうものだと理解しておくと、必要以上にアプリの不具合を疑わずに済みます。
外部の音源を使いたい時の方法と注意点
「インスタグラムの音楽ライブラリにはない曲を使いたい」という場合もあると思います。
その場合は、いくつかの方法が考えられます。
一つは、自分で購入・取得した音源データを、動画編集アプリで動画に合成してから投稿する方法です。
この場合、音楽ライブラリを経由しないため、著作権上の利用許諾がきちんと取れている音源かどうかを、自分で確認する必要があります。
もう一つは、ナレーションや環境音など、自分で用意した音を使う方法です。
既存の曲に頼らなくても、話し声や作業音そのものが、リールの雰囲気を伝える立派なBGM代わりになることもあります。
著作権フリー音源を使う時に確認しておきたいこと
「著作権フリー」と表記されている音源であっても、そのまま安心して使えるとは限りません。
多くの著作権フリー音源は、個人利用のみ許可されており、商用利用は別途申請が必要というケースがあります。
集客や宣伝を目的にした投稿で使う場合は、商用利用まで許可されているかどうかを、利用規約でしっかり確認しておくことが大切です。
配布元のサイトに書かれている利用条件は、サイトによって表現が異なります。
「クレジット表記が必要かどうか」「加工してもよいかどうか」なども含めて、使う前に一度目を通しておくと安心です。
不安な場合は、利用規約に商用利用の可否がはっきり書かれている、信頼できる配布元のものだけを使うようにすると、余計な心配をせずに済みます。
迷ったときは無理に外部音源にこだわらず、インスタグラムの音楽ライブラリの中から選ぶほうが、手間もリスクも少なくて済みます。
特にビジネス目的で発信している方ほど、あとからトラブルにならないよう、ここは慎重に確認しておきたいポイントです。
よくある質問
音楽・BGMまわりで、よく聞かれる疑問をまとめておきます。
曲を選んだのに、途中で無音になってしまうのはなぜ?
選んだ曲の利用可能な範囲(秒数)を超えて動画を長く編集してしまうと、範囲外の部分が無音になることがあります。
動画の長さと、選んだ曲の範囲が合っているかを確認してみてください。
保存していたお気に入りの曲が消えてしまった。元に戻せる?
著作権上の理由で曲自体が音楽ライブラリから外れてしまった場合、元に戻すことは基本的にできません。
別の曲を探して代用する形になります。
BGMをつけた投稿を、あとから無音に変更できる?
投稿後の音声の有無を編集する機能は用意されていないことが多く、変更したい場合は投稿を削除して作り直す必要があるとされています。
投稿前のプレビューで、音の有無をしっかり確認しておくことが大切です。
同じ曲を何度も使っていると、投稿が表示されにくくなることはある?
特定の曲を使ったからといって、それだけで投稿の表示範囲が狭くなるという明確な情報は見当たりません。
ただし、著作権に関わる音源を無断で取り込んだ場合は、投稿自体が制限される可能性があるため、その点は別の問題として注意が必要です。
音楽アイコンが画面のどこにも見当たらない場合は?
リール作成画面のレイアウトは、アプリのアップデートによって変わることがあります。
見当たらない場合は、画面上部や下部のアイコンを一通り確認し、それでも見つからない場合はアプリを最新版に更新してみてください。
他のSNSに投稿する時に気をつけたいこと
もう一つ注意しておきたいのが、音楽ライブラリの利用範囲です。
インスタグラム内の音楽ライブラリにある楽曲は、基本的にインスタグラム内での利用のみが許可されています。
同じ動画をそのまま他のSNSに書き出して投稿すると、著作権上の問題になる可能性があります。
複数のSNSに同じ動画を使い回したい場合は、それぞれのサービスが用意している音楽ライブラリを使うか、著作権フリーとして商用利用まで許可されている音源かどうかをきちんと確認してから使うようにしましょう。
特に、集客のためにリールを複数のSNSへ使い回したいと考えている方は、この点でつまずきやすいので注意が必要です。
「同じ動画をそのまま流用できる」と思い込んでいると、思わぬところで規約違反になってしまうこともあります。
投稿する前に、どのSNS向けに作る動画なのかを決めてから、それぞれに合った音源を選ぶ、という順番で進めるのがおすすめです。
集客のためにリールを作るときの選曲の考え方
ここまでは技術的なトラブルの解決方法をお伝えしてきましたが、集客を目的にリールを投稿する場合は、選曲そのものの考え方も大切になります。
流行っている曲を使うと、その曲を目当てに動画を見に来てくれる人が増えることもあります。
一方で、お店やサービスの雰囲気に合わない曲を選んでしまうと、内容と音のギャップで違和感を持たれてしまうこともあります。
迷ったときは、動画の内容を邪魔しない、落ち着いた曲を選んでおくのが無難です。
BGMはあくまで動画を引き立てるための要素なので、主役はあくまで伝えたい内容そのものだと考えておくとよいでしょう。
慣れてきたら、季節やイベントに合わせた曲を選んでみるなど、少しずつ工夫を加えていくのもおすすめです。
例えば、朝の時間帯に見てもらいたい内容なら軽やかな曲、じっくり読んでほしい内容なら落ち着いた曲、というように、投稿する時間帯や内容の雰囲気に合わせて選び分けるのも一つの工夫です。
何度か試してみると、自分のアカウントの雰囲気に合う曲の傾向が、だんだんとつかめてくるはずです。
まとめ
リールに音楽が入れられないときは、アプリのバージョン・通信環境・アカウントの種類のいずれかが影響しているケースが多いです。
一つずつ確認していけば、原因が見つかることがほとんどです。
著作権の都合で使える曲が入れ替わることもあるので、こだわりすぎず、その時々で選べる曲の中から合うものを探す気持ちでいると、気持ちよく投稿を続けられます。
音楽は、動画の印象を大きく左右する要素です。
うまくいかない原因の多くは、操作ミスではなく仕組み上の制約によるものなので、必要以上に自分を責めず、確認できるポイントを一つずつ潰していけば大丈夫です。
最初はうまくいかなくても、原因を一つずつ確認していくうちに、自分のアカウントに合った付け方のコツがつかめてくるはずです。
焦らず、気軽に試していきましょう。
今日お伝えした確認ポイントを手元に置いておいて、うまくいかない時にはひとつずつ見直してみてください。
きっと、これまでよりもスムーズにリール作りが進むようになるはずです。
音楽の悩みが解消すれば、動画づくりそのものがもっと楽しくなっていくはずです。
ぜひ気負わずに、いろいろな曲を試してみてください。
小さな確認の積み重ねが、思い通りの動画を形にする近道になります。
今日の内容が、次のリール作りの助けになれば幸いです。






