インスタのハッシュタグ、2026年は何個が正解?上限5個時代の付け方

「インスタのハッシュタグは30個つけましょう」。

少し前まで、あちこちでそう言われていました。

その通りにキャプションの下にずらっと30個並べてきた方も多いと思います。

ところが2026年、この常識は大きく変わりました。

ハッシュタグの上限そのものが減り、数で勝負する時代ではなくなっています。

今日は、40代・50代の女性が自分のお店や教室のインスタで使う前提で、2026年のハッシュタグは何個が正解なのか、どう選べばいいのかをまとめます。

30個つけていた人ほど、いま見直しが必要

まず、大きな変更点からお伝えします。

2025年12月19日、Instagramはハッシュタグの上限を1投稿あたり5個までにすると正式に発表しました。

それ以前は最大30個までつけられましたが、この仕様変更で大きく減ったことになります。

適用は段階的に進んでいて、時期によってはまだ6個以上つけられるアカウントもあります。

ただ、方向性ははっきりしています。

「たくさんつけて広く拾ってもらう」やり方は、もう通用しません。

長年30個をコピーして貼り付けてきた方は、その塊をいったん全部消すところから始めます。

そして、本当に必要な数個だけを選び直します。

この記事の後半で、その選び方を具体的にお伝えします。

なぜ上限が5個に減ったのか

背景には、Instagramの検索の考え方が変わってきたことがあります。

これまでのインスタは、ハッシュタグを頼りに投稿を分類していました。

だから、関連しそうなタグをたくさんつけるほど、いろいろな入口から見つけてもらえました。

でも今のインスタは、ハッシュタグだけでなく、キャプション(本文)に書かれた言葉、写真や動画の中身、そして見ている人の興味を総合して「この投稿は誰に見せると喜ばれるか」を判断します。

ハッシュタグは、その判断材料の1つに過ぎなくなりました。

数を減らしたのは、「タグを大量につけるより、投稿の中身と本文で勝負してください」というInstagram側のメッセージだと考えると分かりやすいです。

2026年のハッシュタグ、何個が正解か

結論から言うと、フィード投稿とリールは3個から5個です。

上限が5個なので、その範囲でしっかり選ぶ、というのが基本になります。

投稿の種類ごとの目安は次のとおりです。

投稿の種類 ハッシュタグの目安
フィード投稿 3〜5個
リール 3〜5個
ストーリーズ 1〜2個
インスタライブ 2〜3個

ストーリーズは、ハッシュタグをつけると画面に見えてしまうので、少なめにします。

スタンプで小さく1個入れるくらいで十分です。

大事なのは、5個の枠を「埋めること」ではなく「選ぶこと」だという意識です。

無理に5個にせず、ぴったりのものが3個しかなければ3個で構いません。

ハッシュタグは「大・中・小」で組み合わせる

数個しか使えないからこそ、選び方が結果を分けます。

おすすめは、投稿件数の多いタグから少ないタグまでを組み合わせる方法です。

  • 大きいタグ(投稿件数10万以上):1個。多くの人が見るが、埋もれやすい
  • 中くらいのタグ(投稿件数1万〜10万):1〜2個。ちょうど競争と露出のバランスがいい
  • 小さいタグ(投稿件数1万未満):1〜2個。見る人は少ないが、上位に残りやすい

たとえば横浜で骨格診断をしている人なら、こんな組み合わせです。

#骨格診断
#横浜骨格診断
#大人のファッション
#40代コーデ
#パーソナルカラー診断横浜

大きいタグばかりだとすぐ流れてしまい、小さいタグばかりだと見る人がいません。

大・中・小を混ぜることで、いろいろな規模の入口から少しずつ拾ってもらえます。

スマホでインスタの投稿画面を開き、ハッシュタグを5個だけ選んで入力している手元のイラスト

タグの投稿件数を調べる方法

大・中・小を組み合わせるには、そのタグがどれくらい使われているかを知る必要があります。

調べ方は簡単です。

  1. 投稿の作成画面か検索画面で、調べたいタグを「#」から入力する
  2. 候補が出てくると、そのタグの横に「◯◯件の投稿」と表示される
  3. その数字で、大・中・小を判断する

10万件を超えていれば大きいタグ、1万件前後なら中くらい、数千件なら小さいタグ、という感覚です。

自分の地域名を組み合わせたタグ(「#横浜サロン」など)は、たいてい小さいタグになります。

こうした地域タグは、近くのお客さんに見つけてもらいやすいので、お店をやっている人には特に有効です。

キャプション本文にもキーワードを入れる

ハッシュタグが5個に減った分、キャプションの本文が前より大事になっています。

今のインスタは、本文に書かれた言葉も検索の手がかりにしているからです。

たとえば「今日は骨格診断のご予約をいただきました」とだけ書くのではなく、「横浜で骨格診断とパーソナルカラー診断をしています。40代からの服選びに迷っている方に来ていただくことが多いです」のように、見つけてほしい言葉を自然に本文に含めます。

やってはいけないのは、本文にキーワードだけを羅列することです。

「骨格診断 横浜 パーソナルカラー 40代 ファッション」のような書き方は、読む人にとって不自然で、印象も悪くなります。

あくまで、人が読んで分かる文章の中に、大事な言葉を入れる、という形にします。

ハッシュタグ検索とキーワード検索の違い

インスタで何かを探す時、探し方は大きく2つあります。

1つは、ハッシュタグをタップして、そのタグがついた投稿を一覧で見る方法。

もう1つは、検索窓に言葉を入れて、その言葉に関連する投稿やアカウントを探す方法です。

以前はハッシュタグ検索が中心でした。

でも今は、キーワード検索を使う人が増えています。

「横浜 骨格診断」と入れて探す人は、ハッシュタグがついているかどうかより、そのアカウントの活動内容や投稿の中身で判断します。

つまり、ハッシュタグを整えるのと同じくらい、アカウント名・プロフィール・キャプションに、探されそうな言葉が入っているかが大事になっています。

ハッシュタグはあくまで入口の1つ。

それだけに頼らず、全体で「何をしている人か」が伝わるようにしておきます。

地域タグは、近くのお客さんに届く小さな入口

お店や教室をやっている人にとって、いちばん見つけてほしいのは、通える範囲に住んでいる人です。

そこで効いてくるのが、地域を入れたハッシュタグです。

「#横浜」だけだと大きすぎて、観光やグルメの投稿に埋もれます。

そうではなく、「#横浜サロン」「#横浜習い事」「#日吉カフェ巡り」のように、地域と自分の分野を組み合わせます。

このくらいのタグは投稿件数が数千件以下のことが多く、上位に残りやすくなります。

さらに、駅名や地区名まで細かくすると、その地域で探している人にぴったり届きます。

「#たまプラーザ」「#武蔵小杉ママ」のような、生活圏の名前です。

遠くの人には届きませんが、そもそも遠くの人には来てもらえないので、これでいいのです。

5個のうち1つか2つを、この地域タグにあてる。

残りを分野のタグにする。

店舗ビジネスなら、この配分がおすすめです。

業種によって、タグの考え方は少し変わる

同じ「3〜5個」でも、業種によって中身の重心が変わります。

教室やサロンなど、地域に来てもらう仕事なら、地域タグを厚めにします。

5個のうち2個を地域、3個を分野、という配分です。

ハンドメイド作家や、オンラインで完結する仕事なら、地域は関係ありません。

そのかわり、「#入園グッズ」「#名入れ刺繍」のように、探している人が使う具体的な言葉を厚めにします。

作品の特徴や用途を表すタグを、3〜4個入れます。

情報発信そのものが仕事の人(コーチ、カウンセラーなど)は、悩みの言葉をタグにします。

「#人間関係の悩み」「#更年期のこころ」のように、当てはまる人が検索しそうな言葉です。

自分の仕事は、どのタイプに近いか。

それによって、5個の中身の割合を決めます。

ハッシュタグをフォローしてもらうという発想

あまり知られていませんが、ハッシュタグは「フォロー」できます。

気になるタグをフォローしておくと、そのタグがついた人気の投稿が、自分のフィードに流れてくる仕組みです。

つまり、自分の投稿に安定したタグをつけ続けていれば、そのタグをフォローしている人のフィードに載る可能性があります。

これは、フォロワー以外の人に届く数少ない入口の1つです。

だからこそ、毎回バラバラのタグをつけるより、「この分野ではこの3個は必ず入れる」という軸のタグを決めておくといいです。

軸を2〜3個決めて、残りを投稿ごとに変える。

この使い方だと、タグ経由でじわじわ知られていきます。

効果は「インサイトのリーチ」で確かめる

つけたハッシュタグが効いているかどうかは、感覚ではなく数字で見られます。

プロアカウントにしていれば、各投稿のインサイトに「リーチ元」という項目があります。

そこに「ハッシュタグ」からどれくらいの人に届いたかが出ます。

見るポイントは2つです。

まず、ハッシュタグ経由のリーチがそもそもあるか。

ほとんどゼロなら、タグの選び方が投稿の中身と合っていないか、大きすぎて埋もれています。

次に、フォロワー外へのリーチが伸びているか。

ハッシュタグの役割は、まだ知らない人に届けることなので、フォロワー外の数字が動いていれば効いています。

数投稿ぶんを見て、リーチが取れているタグは残し、まったく効いていないタグは別のものに替える。

この入れ替えを月1回くらいのペースで続けると、自分の分野で効くタグが分かってきます。

やりがちだけど、今は逆効果になること

古い情報のまま続けていると、かえってマイナスになることがあります。

  • 他の投稿からタグの塊をコピーして貼り続ける(5個を超える分は無視されるか、質が下がって見える)
  • 投稿と関係ないタグをつける(「#フォロー返します」などは、見てほしい人に届かない)
  • 毎回まったく同じ5個を使い回す(同じタグの連投は評価が下がることがある)
  • 1文字も関係ない流行タグに乗る(見た人の期待とずれて、すぐ離脱される)

とくに1つ目は、長くやっている人ほど習慣になっています。

「保存してある30個」をそろそろ手放して、投稿ごとに内容に合った数個を選ぶ習慣に切り替えます。

ハッシュタグを見直す手順

最後に、今日からできる見直しの手順をまとめます。

  1. よく使っているハッシュタグの塊を、メモアプリに書き出す
  2. その中から、投稿の中身と本当に関係あるものだけを残す
  3. 残ったタグを、投稿件数で大・中・小に分ける
  4. 大1個・中1〜2個・小1〜2個で、合計3〜5個の型を数パターン作る
  5. 投稿のテーマごとに、型を選んで使う

一度この型を作っておけば、毎回ゼロから考えなくてすみます。

「教室の告知用」「作品紹介用」「お客さまの声用」のように、3つくらい型を用意しておくと便利です。

作った型は、スマホのメモアプリに保存しておきます。

投稿するたびに、その型をコピーして、その日の内容に合わせて1つか2つだけ入れ替える。

この使い方なら、毎回悩まずにすみ、それでいて投稿ごとの中身にも合わせられます。

30個をコピーしていた頃と、手間はほとんど変わりません。

むしろ選ぶ数が減った分、楽になります。

まとめ

2026年のインスタのハッシュタグは、上限5個の時代です。

フィード投稿とリールは3個から5個、大・中・小を組み合わせて選びます。

数を埋めることより、投稿の中身に合ったものを選ぶこと、そしてキャプション本文にも見つけてほしい言葉を入れることが大事になっています。

まずは、今使っているタグの塊を書き出して、投稿と関係ないものを削るところから始めてみてください。

それだけで、見てほしい人に届く投稿に近づきます。

ハッシュタグの仕様は、これからも少しずつ変わっていきます。

数字や上限が変わっても、変わらないのは「投稿の中身に合った言葉を選ぶ」という基本です。

その時々のルールに振り回されすぎず、目の前の一人に届けるつもりで選んでいけば、大きく外すことはありません。