インスタのDMで外部決済リンクを送る方法|物販・サービスの会計を簡単にする

DMで「どう払えばいいですか」と聞かれて困る

DMで注文のやり取りが決まったあと、「支払いはどうすればいいですか」と聞かれて、毎回説明に手間がかかっている。

銀行振込の番号を手で打ってコピペしたり、口頭で伝えたり。

これが積み重なると、地味に時間を取られます。

この悩みを解決する方法のひとつが、DMで決済リンクを送るやり方です。

この記事では、ECサイトがなくても使える決済リンクの送り方と、注意点を整理します。

決済リンクとは

決済リンクとは、そのリンクを開くだけで、カード情報などを入力して支払いが完了する、1つのURLのことです。

ネットショップのような複雑な仕組みを作らなくても、リンク決済サービスを使えば、個別の注文ごとに支払いページを作ることができます。

DMでこのリンクを送るだけで、相手はその場で支払いを済ませられます。

請求書を別送したり、口座番号を手入力してもらったりする手間が減ります。

決済リンクを送る、基本的な2つの方法

調べた範囲では、決済リンクをDMで送る方法は、主に次の2つに分かれます。

1. リンク決済サービスを使う
ECサイトがなくても、注文ごとに決済用のリンクを発行できるサービスがあります。

商品名・金額を入力してリンクを作成し、そのリンクをDMで送るだけで、相手はカード情報を入力して支払いを完了できます。

2. 既存のECサイトの「下書き注文」機能を使う
すでにネットショップの基盤がある場合、注文管理画面から取り置き用の注文(下書き注文)を作成し、その注文の支払いリンクを発行してDMで送る、という使い方もできます。

どちらも、会計のためだけに新しいシステムを構築する必要がないという点で、始めやすい方法です。

スマートフォンのDM画面で、決済リンクのURLを送信しているイラスト

決済リンクを使うときの基本の流れ

リンク決済サービスを使う場合の、一般的な流れです。

  1. 決済サービスに登録し、事業者情報を設定する
  2. DMで注文内容(商品・数量・金額)を確定する
  3. 決済サービスの管理画面で、その金額の決済リンクを作成する
  4. 作成したリンクを、DMでそのまま送る
  5. 相手がリンクを開き、カード情報などを入力して支払いを完了する
  6. 決済サービスの管理画面で、支払い完了を確認する

このやり方であれば、1件ごとに個別の請求ができるため、少量の注文や、カスタムオーダーのような商品にも向いています。

コメントからDMへ自動で案内する方法もある

注文が多くDMでのやり取りに手間がかかっている場合、自動化ツールを使う方法もあります。

  • 投稿にコメントが来たら、自動でDMに決済リンクを送る、という仕組みを作れる自動化ツールがある
  • コメントをきっかけに、クリック可能なリンク付きのDMが自動送信される
  • 使う場合は、Instagramの利用規約や送信頻度の制限に注意する必要がある

ただし、自動化はルールを把握してから導入しないと、アカウントに不利益が出る可能性もあります。

まずは手動で送るやり方に慣れてから、必要であれば自動化を検討するのが安全です。

決済リンクを使う・使わないの判断

すべての注文で決済リンクを使う必要はありません。

件数や商品の特性で判断してください。

状況 おすすめの方法
注文件数が少なく、個別対応で問題ない 決済リンクを1件ずつ送る
注文件数が増えてきた コメント連動の自動化ツールを検討する
定番商品を継続的に販売している ショッピング機能とカタログ連携を整える

注文が少ないうちは、手動で決済リンクを送るだけでも十分です。

件数が増えてきたら、少しずつ仕組み化していく流れが現実的です。

気をつけておきたいこと

決済リンクを使う際は、次の点に注意してください。

  • リンク決済サービスには、手数料がかかる場合がある…事前に料率を確認しておく
  • なりすましに注意する…偽のリンクを送る詐欺の手口もあるため、相手に「公式のリンクか確認してほしい」と一声かけると安心感を持ってもらえる
  • 支払い完了の確認を忘れない…リンクを送っただけで安心せず、決済サービス側の管理画面で完了を確認する

とくに、見知らぬURLを送られることへの不安を感じる人もいます。

「〇〇(決済サービス名)の決済ページです」と一言添えるだけでも、相手の安心感が変わります。

支払い前のやり取りで、丁寧さを保つ

決済リンクを送るまでのやり取りでも、丁寧さを保つことが、安心して支払ってもらうことにつながります。

  • 注文内容(商品・数量・金額)を、送る前に一度まとめて確認する
  • 「ご確認のうえ、こちらからお支払いをお願いいたします」と、一言添える
  • 支払い後は、受け取りの連絡や発送予定も伝える

決済リンクという「仕組み」を使っていても、そこに至るまでのやり取りが雑だと、相手の安心感は下がってしまいます。

手軽さと丁寧さは両立できるという意識を持って対応してください。

継続して販売する場合の仕組み化

同じような注文が繰り返し発生する場合、毎回手作業で決済リンクを作るのは手間がかかります。

  • よく出る商品・金額のパターンを、あらかじめ決済リンクとして用意しておく
  • テンプレート化した案内文と合わせて、すぐに送れる状態にしておく
  • 注文が増えてきたら、ショッピング機能やカタログ連携への移行も検討する

最初は手作業で十分ですが、注文件数が増えてきたら、少しずつ仕組み化していくことで、対応の負担を減らせます。

インスタ本体の機能との違い

地域やアカウントによっては、Instagram自体のショッピング機能やチャット内決済の仕組みが案内されることもありますが、提供状況は国や時期によって異なります。

日本で使う場合は、Instagramのヘルプセンターや、使っているECサービスの最新情報で、現在利用できる機能を確認することをおすすめします。

この記事で紹介した「外部の決済サービスのリンクをDMで送る」方法は、Instagram本体の機能に依存しないため、利用できる・できないに振り回されにくいという利点があります。

トラブルを未然に防ぐための記録

決済に関するやり取りは、あとから確認できるよう、簡単な記録を残しておくと安心です。

  • 誰に、いつ、どの決済リンクを送ったかをメモしておく
  • 支払い完了の確認をしたら、その記録も残しておく
  • 支払いトラブルが起きた場合、やり取りの履歴がすぐに確認できると対応がスムーズになる

DMのやり取りだけに頼らず、簡単な台帳やメモを別に用意しておくことで、件数が増えても混乱しにくくなります。

決済方法を複数用意しておく意味

決済リンクだけに絞らず、複数の決済方法を用意しておくことで、相手に選んでもらいやすくなります。

  • カード決済だけでなく、銀行振込など他の方法も案内しておく
  • 相手がカード情報の入力に不安を感じる場合、別の方法に切り替えられるようにしておく
  • どの方法を選んでも、対応の丁寧さは変えないようにする

決済方法の選択肢があることで、相手が安心して支払いを進められるようになります。

すべてをリンク決済に統一する必要はなく、相手の状況に応じて柔軟に対応する姿勢も大切です。

導入前に、少数の注文で試してみる

新しい決済サービスを導入する際は、最初から大きく展開せず、少数の注文で試してみるのがおすすめです。

  • 身近な注文から試して、実際の操作感を確かめる
  • 手数料や決済完了までの時間など、実際の使用感を確認する
  • 問題がなければ、徐々に案内する範囲を広げていく

いきなり全ての注文に新しい方法を使うのではなく、小さく試してから広げていくことで、トラブルが起きても対応しやすくなります。

相手の支払い手段への配慮

決済リンクを送る際は、相手がどの支払い方法を使いやすいかにも配慮すると、取りこぼしを減らせます。

  • カード決済に不安がある人には、他の選択肢も伝える
  • スマホ決済サービスに慣れている相手には、対応している方法かどうかを伝える
  • 相手の年代や層によって、使い慣れている決済手段が異なることも意識する

同じ決済リンクでも、相手にとって使いやすいかどうかで、支払いまでのスムーズさが変わります。

一つの方法にこだわらず、相手に合わせた選択肢を用意しておくと安心です。

決済リンクの運用を少しずつ改善する

最初から完璧な仕組みを目指さず、使いながら改善していく姿勢で十分です。

  • 送った決済リンクの反応(開かれたか、支払われたか)を見ながら、案内の文章を調整する
  • 相手から分かりにくいと言われた部分は、次回から説明を足す
  • 慣れてきたら、よく使う案内文をテンプレート化してさらに効率化する

決済リンクという仕組みを導入した後も、使うたびに少しずつ改善していくことで、より使いやすい運用に近づいていきます。

小さな工夫が、お客さまの印象を左右する

決済リンクという仕組み自体は便利ですが、最終的な印象を決めるのは、そこに至るまでのやり取りの丁寧さです。

  • 事務的な連絡だけで終わらせず、感謝の言葉を添える
  • リンクを送ったあとも、何か不明点がないか一声かける
  • 支払いが完了したら、お礼の連絡を忘れない

便利な仕組みを使うことと、丁寧な対応を続けることは、両立できます。

どちらも大切にすることで、安心して何度も利用してもらえる関係を築いていけます。

無理に高度な仕組みを目指さなくてよい

決済リンクという言葉を聞くと、難しそうに感じるかもしれませんが、最初は手動で1件ずつ送るだけで十分です。

  • まずは1つのリンク決済サービスに登録してみる
  • 注文が来たら、手順に沿ってリンクを作って送る
  • 件数が増えてきたら、少しずつ効率化を考える

最初から完璧な仕組みを作ろうとせず、小さく始めて、必要に応じて育てていく姿勢で取り組んでみてください。

次に注文が来たら、試してみる

次にDMで注文が来たタイミングで、決済リンクを使ってみてください。

  • 候補のリンク決済サービスを1つ選んでおく
  • 注文内容を確認し、金額に合わせてリンクを作成する
  • 送るときは、サービス名と一言の案内を添える

実際に1回使ってみることで、自分の運用に合うかどうかが見えてきます。

慣れてきたら、少しずつ効率化する

最初は手間に感じても、使い続けるうちに手早くできるようになります。

  • よく使う金額・商品のパターンを覚えておく
  • 案内文をある程度決めておき、毎回考え直さない
  • 件数が増えたら、さらに効率化できる方法を探してみる

最初の数回を乗り越えれば、次第にスムーズな運用に近づいていきます。

まずは1件、試してみることから

決済リンクという仕組みは、実際に使ってみないと感覚がつかみにくいものです。

  • 身近な注文で、まず1回試してみる
  • 使ってみた感想を、次の案内に活かす
  • 慣れてきたら、案内する範囲を少しずつ広げていく

よくある質問

Q. 決済リンクを送るのに、ネットショップを作る必要がありますか。
A. 必要ありません。

リンク決済サービスを使えば、注文ごとにリンクを発行できます。

Q. 手数料はどのくらいかかりますか。
A. サービスによって異なります。

利用を検討しているサービスの公式サイトで、最新の料率を確認してください。

Q. DMで送ったリンクを、相手が開いてくれないことはありますか。
A. あります。

見慣れないURLに不安を感じる人もいるため、サービス名を伝えるなど、安心して開いてもらえる一言を添えるとよいです。

Q. 支払いが完了したかどうかは、どこで確認しますか。
A. 利用している決済サービスの管理画面で確認します。

DM上では支払い完了が自動で分かるわけではないため、確認を忘れないようにしてください。

まとめ:今日の一歩

DMでの決済リンクは、ネットショップを作らなくても、注文ごとの会計をスムーズにする方法です。

注文件数が少ないうちは手動で、増えてきたら自動化も検討する、という流れで無理なく始められます。

今日やることは1つです。

自分の商品・サービスに合いそうなリンク決済サービスを1つ調べ、手数料と使い方を確認してみる。

そこから、DMでのやり取りをどう簡単にできるか、具体的に見えてきます。