動画は見られるのに、次につながらない
リールの再生数は伸びてきた。
でも、ブログや予約ページへの流入は増えない。
「プロフィールのリンクから」と毎回言っているのに、動いてくれる人が少ない。
これは、動画を見た人が「わざわざプロフィールに戻ってリンクを探す」というひと手間を、面倒に感じているからです。
いまのインスタは、リールそのものにリンクを設定できます。
動画を見た流れで、そのままリンクへ進んでもらえます。
しかも、すでに投稿したリールにも、あとからリンクを追加できます。
この記事では、解説役として、リールにリンクを貼る手順、後付けのやり方、効果的な使い方を整理します。
「動画を見た人を、次の一歩へつなぐ」ための機能だと考えて読んでください。
リールに貼れるリンクの種類
まず、どんなリンクを貼れるかを整理します。
- 自分の別のリール・投稿へのリンク(シリーズものをつなげる)
- 自分のアカウント(プロフィール)へのリンク
- 外部サイトへのリンク(ブログ、予約ページ、ショップなど。条件によって可否が変わる)
外部サイトへのリンクは、アカウントの状態や時期によって使える・使えないが変わることがあります。
編集画面でリンクの選択肢を見て、外部URLが入れられるか確認してください。
「リール同士をつなぐ」用途なら、多くのアカウントで使えます。
まずはリール同士のリンクから試して、外部リンクが使えるかは編集画面で都度チェックする、という進め方が無難です。
新しく投稿するときにリンクを貼る手順
リールを作って投稿する画面での操作です。
- リール動画を編集し、投稿の設定画面まで進む
- 画面の中の「リンク」(鎖のマーク)をタップする
- 「アカウント」か「投稿・リール」か、外部URLかを選ぶ
- リンク先を設定する
- リンクの表示位置(動画のどのあたりに出すか)を調整する
- そのまま投稿する
投稿すると、動画の上にリンクのボタンが表示されます。
見た人はそれをタップするだけで、リンク先に進めます。
プロフィールに戻る必要がないので、動画を見た勢いのまま行動してもらえます。

すでに投稿したリールにリンクを後付けする手順
過去のリールにも、あとからリンクを追加できます。
- リンクを追加したい、投稿済みのリールを開く
- 右下の「…」(メニュー)をタップする
- 「編集」を選ぶ
- 「リール動画をリンク」(またはリンクの項目)を選ぶ
- リンク先を設定する
- 保存する
これで、公開中のリールにリンクが付きます。
「あのとき貼っておけばよかった」というリールを、掘り起こして活用できます。
過去のリールは、いまも新しい人に見られています。
そこに行き先を1つ足すだけで、眠っていた動画が働き始めます。
反応がよかった過去のリールから順に、リンクを付け直していくと効果的です。
とくに、いまも再生され続けている「じわじわ伸びるリール」は、リンクを付ける価値が高いです。
Editsアプリからリンクを設定する
インスタ公式の編集アプリ「Edits」を使っている場合は、編集の段階でリンクを仕込めます。
- 編集画面のInstagramマーク(リンクアイコン)をタップする
- 「アカウント」または「投稿」を選んでリンク先を指定する
- リンクの表示位置・表示するタイミングを設定する
Editsで作り込んでからインスタに投稿する流れなら、リンクの位置や出るタイミングまで細かく決められます。
「動画の後半、まとめのシーンでリンクを出す」といった演出ができます。
序盤からリンクを出すと動画に集中してもらえないので、内容を伝えきったあとに出すのがコツです。
プロフィールのリンクとの使い分け
これまでは「リンクはプロフィールから」が基本でした。
リールにリンクが貼れるようになったいま、2つをどう使い分けるかを整理します。
| 置き場所 | 向いていること | 弱点 |
|---|---|---|
| プロフィールのリンク | 常設の案内(予約、公式サイト、リンク集) | 投稿から2ステップ必要(プロフィールに戻る→リンクを探す) |
| リールのリンク | その動画の内容に直結した1つの行き先 | 動画ごとに設定する手間がかかる |
プロフィールのリンクは「お店の看板」、リールのリンクは「その棚の商品につけた値札」のようなものです。
どちらか一方ではなく、両方を使います。
リールでは「この動画に関係するページ」へ直接送り、プロフィールには全体の案内をまとめておく。
この組み合わせが、いちばん取りこぼしが少なくなります。
どちらも整えておけば、フォロワーにもフォロー外の人にも、次の一歩を示せます。
リンクを活かす3つの使い方
リールのリンクは、使い方しだいで成果が変わります。
- シリーズをつなぐ…「パート1」の最後に「パート2はこちら」のリンクを貼る。1本見た人を次へ送る
- 深掘りへ誘導…短いリールで概要を伝え、「くわしい解説はこの投稿で」と長めのカルーセルへリンク
- 行動へつなぐ…ノウハウ系のリールの最後に、予約ページや無料特典へのリンク
どの使い方でも、動画の中で「リンクがあること」を一言伝えるのが大切です。
「概要欄(プロフィール)ではなく、この動画のリンクから飛べます」と、テロップやナレーションで案内してください。
リンクがあることに気づかれないと、押されません。
リンクを貼るときのよくある失敗
便利な機能ですが、使い方を誤ると逆効果になります。
- 毎回、外部リンクだらけにする…宣伝色が強くなり、フォロー外の人に敬遠される
- リンク先が、動画の内容とずれている…「話が違う」と感じて離脱される
- リンクを貼っただけで、動画では一切ふれない…存在に気づかれず、クリックゼロ
- リンク先のページが、スマホで見づらい…せっかく飛んでもらっても、そこで終わる
とくに1つ目に注意してください。
リールは新しい人に届く場所です。
毎回リンクで外へ連れ出そうとすると、「この人はセールスばかり」という印象になります。
役立つ内容が主役で、リンクはその補助。
この順番を守ってください。
目安として、リンク付きのリールは3〜4本に1本くらいにとどめると、宣伝色が出すぎません。
リンクを押してもらうための動画の作り方
リンクは貼っただけでは機能しません。
動画側で、押したくなる流れを作ります。
- 動画の中で「役に立つ情報」を出し切らず、続きや詳細をリンク先に置く
- 「この続きは、下のリンクから」と、具体的にどこを押すか示す
- リンク先で何が得られるかを一言で伝える(「無料のチェックリストがあります」など)
- 動画の最後の2〜3秒を、リンクの案内にあてる
「全部この動画で分かった」と満足させてしまうと、リンクは押されません。
「もっと知りたい」と思ったところで、リンクへ送る。
この設計が、流入を生みます。
動画の中で「7つのうち3つを紹介しました。残りの4つはリンク先にまとめています」と言えば、続きを見たい人が自然に押します。
シリーズ設計でリンクをつなぐ
リールのリンクがいちばん力を発揮するのが、シリーズものです。
1本で完結させず、複数本に分けて、リンクでつないでいきます。
- パート1…全体像を見せて「くわしくはパート2で」とリンク
- パート2…具体的な手順を見せて「応用編はパート3で」とリンク
- パート3…応用を見せて「まとめとチェックリストはこの投稿で」とリンク
こうすると、1本にたどり着いた人が、次々と自分の動画を見てくれます。
1人あたりの視聴時間が伸びると、そのアカウント全体が評価されやすくなります。
テーマを決めて、3〜5本のシリーズを作り、リンクで数珠つなぎにしてみてください。
「パート2はプロフィールから探して」ではなく、リンクで直接つなぐ。
この違いが、続けて見てもらえるかどうかを分けます。
リンク先のページを整える
リンクを押してもらっても、その先のページが分かりにくいと、そこで離れます。
- リンク先は、開いて5秒で「何のページか」が分かる状態にする
- スマホで見て、申し込みボタンや大事な情報が最初の画面に入っているか確認する
- リールで約束したこと(「無料チェックリスト」など)が、そのページにすぐ見つかるか
- 読み込みが遅いページは、それだけで離脱される
- 広告やポップアップが多いページは、目的の情報にたどり着く前に閉じられる
リールの中で「リンクから飛べます」と案内するなら、その行き先も一緒に整える。
動画とリンク先は、セットで用意するものだと考えてください。
リンク先が整っていないうちは、無理にリンクを貼らず、まず動画の質を上げるほうが先です。
効果の見方
リールのリンクが効いているかは、インサイトで確認します。
- そのリールからのリンククリック数
- リンク先(ブログや予約ページ)側のアクセス解析での流入
- リールの再生数に対して、どれくらいの割合がリンクを押したか
再生数の1〜3%くらいがリンクを押せば、まずまずと考えてください。
割合が低いときは、「リンクの案内が動画の中で弱い」か「リンク先の魅力が伝わっていない」かのどちらかです。
動画の締めの言い方を変えて、数字がどう動くか見てください。
「リンクから」だけでなく「◯◯が無料でもらえます」と、行くメリットを添えると押されやすくなります。
よくある質問
Q. すべてのリールに外部リンクを貼れますか。
A. アカウントの状態や時期によって、外部URLが使える場合と使えない場合があります。
編集画面で選択肢を確認してください。
リール同士のリンクは広く使えます。
Q. リンクを貼ると、リールの再生数は落ちますか。
A. リンクを貼ったこと自体で再生数が下がることは基本的にありません。
安心して活用してください。
Q. リンクはあとから変更・削除できますか。
A. できます。
投稿済みリールの「編集」から、リンク先を変えたり外したりできます。
Q. リンクのボタンは、動画のどこに出ますか。
A. 設定した表示位置に出ます。
動画の内容と重ならない場所(下のほうなど)に置くのがおすすめです。
Q. ストーリーズのリンクスタンプとは違いますか。
A. 別の機能です。
ストーリーズのリンクは24時間で消えますが、リールのリンクは投稿が残る限り有効です。
Q. 過去のリール全部にリンクを付け直すべきですか。
A. 全部でなくて大丈夫です。
再生数や保存が多かったリールから優先して付けると、効率よく流入を増やせます。
Q. リンク先は、他人のアカウントや投稿でもいいですか。
A. 自分のアカウントや投稿へのリンクが基本です。
コラボ相手を紹介したいときは、その相手の許可をとってから使ってください。
Q. リンクのボタンは、フォロワー以外にも表示されますか。
A. されます。
発見タブから来た人にも表示されるので、新しい人を行き先へ案内できます。
Q. リンクをつけたら、必ず動画で案内しないといけませんか。
A. 必須ではありませんが、案内しないとほとんど押されません。
テロップ1つでもいいので、リンクの存在を伝えてください。
まとめ:今日の一歩
いまのインスタは、リールそのものにリンクを貼れます。
新規投稿時にも、投稿済みのリールにも後付けできます。
リール同士をつなぐ、深掘りへ誘導する、行動へつなぐ、という3つの使い方が基本です。
今日やることは1つです。
過去に反応がよかったリールを1本開き、「編集」からブログか予約ページのリンクを後付けする。
そのうえで、次に作るリールでは、動画の最後に「リンクから飛べます」と一言入れてください。
慣れてきたら、テーマを決めて3〜5本のシリーズを作り、リンクで数珠つなぎにします。
1人が何本も続けて見てくれると、アカウント全体の評価が上がります。
リンク先のページも、開いて5秒で分かる状態に整える。
動画とリンク先はセット、と覚えておいてください。






