「ストーリーで拡散」記事で学べること
インスタグラムで投稿したコンテンツをより多くの人に見てもらうためには、フォロワーを増やすことが重要です。
ただ、フォロワーを増やすことは簡単ではなく、手間と時間がかかりますよね。
特に、フィード(タイムライン)に投稿したコンテンツはすべての人に届くとは限りません。
古い投稿ほど埋没していく上に、実は、インスタグラム独自のアルゴリズムによってフォロワー全員に表示されるわけではないのです。
この記事では、手間をかけてフォロワーを増やす以外にも、フィード(タイムライン)投稿を拡散できる「ストーリーズ機能を活用した技」をご紹介します。
「フィード(タイムライン)」投稿と「ストーリーズ」投稿の特徴
フィード(タイムライン)投稿を、ストーリーズによって効果的に拡散していくための前提として、まずは「フィード」と「ストーリーズ」の特徴を理解しましょう。
フィードの特徴
先にも述べたとおり、インスタグラムはフィードに投稿しただけでは、人の目に触れる機会が一定数以上は増えていかないという点は理解しておきたい特徴の1つです。
一度投稿されたコンテンツは、時間が経つとともに他の投稿に埋もれてしまい、その上、インスタグラムの独自アルゴリズムによって、投稿が多くの人に表示されるとは限らないからです。
そのため、少しでも自身のコンテンツである投稿へのリーチを増やすために、フォロワー以外の人にもリーチさせるための手法として『ハッシュタグ』機能を活用し、ハッシュタグ検索者とフォロー者の流入を増やす工夫をされている方も多いのではないでしょうか。
▼ハッシュタグ機能をまだ活用していない方はこちら▼
ただ、ハッシュタグ機能も、結局は新しい投稿が優先的に表示される傾向にあるので、時間が経てば、投稿が埋没していくという点は同じです。
さらに、多くのアカウントをフォローをしているアクティブなユーザーほど、フィードに表示される投稿は多く、自分の投稿が目に入る確率は下がりますし、最近ではビジネス目的のフィード広告も増え、ますます投稿しただけではリーチしにくい状況になっています。
一方で、フィード投稿は一つのコンテンツに画像や動画、テキストと多くの情報を盛り込め、フィルターや彩度明度の細かな調整が効くことでのビジュアル表現に長けているという特徴もあります。
コンテンツを削除しない限り、フィード上に残るという点を加味しても、かなり活用できる機能です。
ストーリーズ投稿の特徴
ストーリーズ投稿も、フィード投稿と同様で新しい投稿が優先して表示されます。
ただし、フィード投稿と異なるのは
1)投稿したコンテンツではなくアカウント順に表示される
2)24時間の制限時間付コンテンツである
という点ですが、投稿者目線で整理してみると・・・
1)投稿したコンテンツではなくアカウント順に表示される
→他アカウントの投稿が増えても、また新しくストーリーを投稿すれば、目に付く位置に戻ることができる。
2)24時間の制限時間付コンテンツである
→ハイライトに保存しない限り24時間後には消えるため、投稿コンテンツ内容にこだわる必要が少ない。
という2つのメリットがあります。
また、タップするだけで連続して投稿を切り替え・閲覧することができる手軽さから、リアルタイムな情報を得るために利用しているユーザーも多いのではないでしょうか。
つまり「投稿すればするほど目に入り」「残らないから気軽に投稿」でき、リアルタイムで情報を求めているユーザーにリーチすることができる機能なのです。
インスタグラムの「フィード投稿」をさらに拡散する方法
では、どのようにストーリーズを活用すればフィード投稿をさらに拡散できるか?地道ですが、コツコツを継続すれば拡散につながる技をご紹介します。
- 自分のストーリーズでシェアする
- ハッシュタグによる流入を取り込む
- 他の人からストーリーズでシェアできる状態に設定する
- ユーザーからリアクションをもらったらストーリーズで返信
- 【応用級】投稿するコンテンツにシェアを促すスライドをはさむ
自分のストーリーズでシェアする
まず、自分のフィード投稿をストーリーズでシェアすることで、ストーリーズを閲覧しているフォロワーにリーチさせます。
ストーリーズには投稿制限回数はありませんので、何回でもシェアが可能です。
実際、筆者がこの手法を試したところ、フィード投稿しただけの状態に比較して115%のリーチといいね数を増やすことができました。
投稿方法は至って簡単です。
「投稿したよ!」という一言を添えるだけで、フィード投稿だけではリーチしなかった層にお知らせすることができます。
このストーリーでシェアする方法は、手間が少なくて効果的なので、毎回行ったほうが良いです。
ハッシュタグで流入させる
フィード投稿でのハッシュタグを活用したリーチ数増加は一般的な手法として、多くの人が実践している内容だと思います。
そして、実はストーリーズでも同様の効果が期待できます。
インスタグラムで検索した結果には、フィード投稿だけでなく、ハッシュタグを入れたストーリーズも検索結果に含まれるからです。
そのため、ストーリーズにハッシュタグを入れておくことで、ハッシュタグをフォローしている人・ハッシュタグで検索した人の流入を期待することができるのです。
他の人がストーリーズでシェアできる状態に設定する
投稿したコンテンツに対して、自分のフォロワーにシェアしたいと思っても、そもそもシェアできる状態にしていなければ、チャンスを逃すことになります。
インスタグラムは、まだTwitterやFacebookと比較すると、人の投稿をシェアする文化は一般的ではありませんが、いざというときの取りこぼしを防ぐためにも準備しておきたい設定です。
ここまでの3つのやり方について、次の項で具体的な手順を解説していきますね!
インスタグラムで「フィード投稿」を拡散するための具体的手順
自分のストーリーズでシェアする手順
①拡散させたいフィードのシェアマークをタップ
②自分のアイコンが表示された「ストーリーズに投稿」に進む
③ストーリーズの編集画面に遷移したら、フィード投稿の画像部分を一度タップ
④フィード投稿のリンクの設定が完了
⑤最後にストーリーズへ追加するボタンを押せば、自分のストーリーズでのシェアが完了
ハッシュタグで流入させる手順
①スタンプのアイコンをタップ
②「#⃣ハッシュタグ」を選択
③文字を編集し、配置の変更をして投稿
④該当のハッシュタグで検索すると画像ように表示することができる
b① b②
b③ b④
他の人がストーリーズでシェアできる状態に設定する
①プロフィール画面上のハンバーガーメニューを開く
②「設定」を選択する
③「プライバシー設定」を選択する
④「ストーリーズ」を選択する
⑤「ストーリーズの再シェアを許可する」をオンにする
c① c② c③ c④ c⑤
フィード投稿の拡散【応用編】
【応用編1】ユーザーからリアクションをもらったらストーリーズで返信
上記手順を通して、投稿を閲覧したユーザーからコメントをもらえたら、そのことに対して言及するストーリーズを再度アップしましょう。
「●●さんから~とコメントがもらえました!」
「●●さんコメントありがとう!」
と簡単な一言を添えるだけ。
その際、もし相手に対して失礼がないようでしたら、「@」でメンションすることで相手のプロフィールに対するリーチも増やすことができてます。
【応用編2】投稿するコンテンツにシェアを促すスライドをはさむ
投稿したコンテンツをシェアをしてもらえるよう、投稿コンテンツの最後にシェアを促すスライドを挟んでみませんか?
「気にったらシェアしてね」とコメントを入れるだけで、そもそもシェアできるという概念のないユーザーにも拡散してもらえる可能性が広がります。
まとめ
インスタグラムはTwitterやFacebookと異なり、リツイートやシェアなどで投稿を拡散する習慣がなく、拡散させる難易度が高いSNSですが、この記事で紹介した技を活用することで、これまでよりも着実に拡散することができます。
ぜひ、一つ一つ実践していってくださいね!