音源選び、いつも同じ曲になっていないか
リールを作るとき、好きな曲や前に使った曲をまた選んでしまう。
それも悪くはありませんが、トレンドの音源を使うことで、見てもらえる機会が広がることがあります。
ただし、トレンド音源を使えば必ず伸びるというものでもありません。
この記事では、トレンド音源を使うメリットと注意点、そして伸びやすい音源の探し方を整理します。
トレンド音源を使うメリット
トレンド音源には、次のようなメリットがあると言われています。
- 同じ音源を使った投稿が並んで表示される…音源名をタップすると、同じ曲を使った他のリール一覧が見られ、そこで新しい人に見つけてもらえる機会が生まれる
- 話題の流れに乗れる…再生数が伸びている曲を早めに使うことで、注目が集まっている空気に自分の投稿を重ねられる
ただし、「トレンド音源を使った投稿がアルゴリズムで優遇される」といった説明も見かけますが、これを裏付ける確かな根拠は限られています。
過度に期待せず、見つけてもらう入口を増やす補助的な手段として捉えるのが安全です。
伸びやすい音源の探し方
実際に音源を探すときは、次のような方法があります。
- 音源名の横にあるアイコンを確認する
曲名の横にある音符マークが、上向きの矢印マークに変わっている場合、その曲は人気が急上昇していることを示しています。
- 投稿数がまだ少ない急上昇曲を選ぶ
人気が急上昇している曲の中でも、他の投稿がまだ少ない(目安として2,000投稿以下など)ものは、これから伸びる可能性があります。
- 発見タブや他のリールから探す
気になった音源をタップし、同じ音源を使った投稿の再生数や雰囲気を確認します。
- Meta Business Suiteの音源検索機能を使う
ジャンル・長さ・テンポ・雰囲気などで絞り込める検索機能があり、並べ替えで「最も人気」を選ぶと、今伸びている音源を見つけやすくなります。

使うタイミングに気をつける
トレンド音源は、使うタイミングによって効果が変わります。
- 早めに使う…話題になり始めたタイミングで使うと、注目の流れに乗りやすい
- 飽和してから使う…すでに多くの人が使い尽くした曲は、埋もれやすくなる
流行のピークを過ぎた曲を使うと、同じ音源の投稿が大量にある中に紛れてしまい、却って見つけてもらいにくくなることがあります。
「気づいたときにはもう遅い」ということもあるため、気になった音源は早めに試すのがおすすめです。
内容と音源の雰囲気を合わせる
音源だけで再生数が決まるわけではありません。
動画の内容と、音源の雰囲気が合っていることも大切です。
- 落ち着いた内容の動画に、テンポの速い曲を合わせると、雰囲気がちぐはぐになる
- 明るい内容なら、明るいテンポの曲を選ぶと自然にまとまる
- セリフをしっかり聞かせたい動画では、音量の小さい曲や、途中で音量を調整できる曲を選ぶ
トレンドだからといって、内容に合わない音源を無理に使うと、むしろ違和感が強くなってしまいます。
著作権・利用条件に関する注意点
音源を使う際は、著作権や利用条件にも注意が必要です。
- インスタのミュージックライブラリ内の曲でも、商用利用や企業アカウントでは利用条件が異なる場合がある
- ロイヤリティフリー音源を使う場合、クレジット表記が必要なものもあるため、配布元のライセンスを確認する
- 利用できる音源の範囲は、アカウントの種類(個人・ビジネスなど)によって異なることがある
ビジネス用途でリールを作る場合は、使いたい曲が商用利用できるかどうかを、投稿前に確認しておくと安心です。
自分のジャンルに合う音源の見つけ方
発見タブでよく見る音源が、必ずしも自分のジャンルに合うわけではありません。
- 同じジャンルの他のアカウントが、どんな音源を使っているかを定期的に確認する
- 音源のテンポや雰囲気が、自分の発信内容と合うかを基準に選ぶ
- 流行っているからといって、ジャンルに合わない曲を無理に使わない
ジャンルが近いアカウントの音源の使い方を参考にすることで、やみくもに探すより効率よく、自分に合う音源を見つけやすくなります。
音源を自分で録音する選択肢
トレンド音源を使わず、自分の声やオリジナルの音を使うという選択肢もあります。
- 話す内容をしっかり伝えたい場合は、オリジナル音声のほうが伝わりやすいこともある
- トレンド音源は、見つけてもらう入口としては有効だが、内容の伝達には向かない場合がある
- 両方のタイプの投稿を混ぜて、反応を比べてみるのもひとつの方法
トレンド音源を使うかどうかは、「見つけてもらいたいのか」「しっかり伝えたいのか」という、投稿の目的によって選び分けるとよいでしょう。
音源選びと内容作り、どちらを優先するか
音源選びに時間をかけすぎて、内容作りが後回しになってしまうこともあります。
優先順位の目安です。
| 優先度 | 項目 |
|---|---|
| 高い | 伝えたい内容がはっきりしているか |
| 中くらい | 音源の雰囲気が内容に合っているか |
| 低い | 音源がトレンドかどうか |
トレンド音源は、あくまで「見つけてもらいやすくする補助」です。
内容そのものが薄いまま、音源だけトレンドに乗せても、最後まで見てもらえるとは限りません。
音源を使った投稿の振り返り方
音源を使った投稿を出したら、インサイトで振り返ってみましょう。
- 視聴維持率…最後まで見てもらえているか
- リーチ…フォロワー以外にどれくらい届いているか
- 同じ音源の他の投稿と比べた反応…極端に少ない場合は、内容側の見直しも検討する
音源だけを変えて同じような内容を複数回試し、反応を比べてみると、自分のアカウントに合う音源の傾向が見えてきます。
音源探しに時間をかけすぎないための目安
音源探しに時間をかけすぎると、本来の動画作りの時間が削られてしまいます。
- 音源探しは、1本あたり数分程度の目安で切り上げる
- 候補をいくつかメモしておき、次回以降に使い回す
- 迷ったら、内容に合う落ち着いた選択を優先する
トレンド音源は補助的な要素です。
探すこと自体が目的にならないよう、時間を決めて動くことをおすすめします。
音源のトレンドと、自分の投稿頻度のバランス
トレンドは入れ替わりが早いため、投稿頻度が少ないアカウントでは、トレンドに合わせきれないこともあります。
- 投稿頻度が少ない場合は、トレンドに乗るより、内容の完成度を優先してもよい
- 投稿頻度が高い場合は、トレンド音源を取り入れる余地が増える
- どちらが正解ということはなく、自分のペースに合った使い方を選べばよい
トレンドに乗ることを目的にしすぎると、投稿そのものの質が下がってしまうこともあります。
自分の運用スタイルに合わせて、トレンド音源を取り入れる頻度を調整してください。
音源に関する情報を、最新のものに更新する
音源のトレンドや仕様は、時間が経つと変わることがあります。
- 定期的に発見タブを確認し、今の傾向を把握しておく
- 音源の利用条件(商用利用の可否など)も、アップデートで変わることがあるため、気になったときに確認する
- 古い情報のまま使い続けず、時々最新の状況を確認する習慣をつける
一度覚えたやり方がそのまま通用し続けるとは限らないため、時々情報を更新する姿勢を持っておくと安心です。
音源探しをチームで分担する
複数人で運用している場合、音源探しを分担することで、1人の負担を減らせます。
- 誰かが候補の音源をリストアップし、別の人が内容に合わせて選ぶ
- 見つけた音源は、共有のメモにストックしておく
- 定期的に、見つけた音源の中から使えそうなものを選び出す
1人で全部を担おうとすると、音源探しだけで時間を取られてしまいます。
役割を分けることで、内容作りに使える時間を確保しやすくなります。
音源にこだわりすぎず、まず投稿を続ける
音源選びに時間をかけすぎて、投稿そのものが止まってしまうのは避けたいところです。
- 迷ったら、無難で内容に合う音源を選んで、まず投稿する
- トレンドを完璧に捉えられなくても、投稿を続けることのほうが大切
- 音源選びは、慣れてくるうちに自然と早くなっていく
最初から完璧な音源選びを目指さず、「とりあえず合う曲で出す」という判断も大切にしてください。
続けるうちに、選ぶ感覚も自然と身についていきます。
音源選びの経験を積み重ねる
音源選びも、他のスキルと同じように、経験を積むことで判断が早くなっていきます。
- 最初はどれが伸びるか分からなくても、試すたびに感覚がつかめてくる
- 伸びた動画・伸びなかった動画で使った音源を比べてみる
- 自分のジャンルで反応が良かった音源の傾向を、少しずつ覚えていく
最初から正解を選べる人はいません。
試行を重ねることで、自分なりの音源選びの感覚が育っていきます。
音源と動画、両方の工夫を組み合わせる
トレンド音源は、動画の内容そのものと組み合わさって初めて効果を発揮します。
- 音源だけに頼らず、内容自体の完成度も高める
- 音源と内容が合っているかを、投稿前に一度確認する
- 両方の工夫を積み重ねることで、見つけてもらう機会が広がっていく
音源選びと内容作り、どちらも大切にしながら、無理のないペースでリール作りを続けてください。
次のリールで、音源探しを試してみる
次にリールを作る前に、まず発見タブを開いて、気になる音源を探すところから始めてみてください。
- 急上昇マークのついた曲を3つほどメモする
- 自分の動画の雰囲気に合うかを考える
- 合う曲が見つかったら、実際に使ってみて反応を確かめる
小さな一歩からで十分です。
探す習慣がついてくると、音源選びにかかる時間も自然と短くなっていきます。
焦らず、自分のペースで取り入れる
トレンドに乗ることを焦りすぎず、自分のペースで取り入れていけば十分です。
- 毎回トレンド音源を使わなくても問題ない
- 気になった音源を見つけたときだけ、取り入れてみる
- 内容作りに集中する時間も、大切にする
無理に追いかけるより、自分のペースで続けることが、長く運用するための近道です。
音源探しも、続けるうちに上達する
最初はどの曲を選べばいいか分からなくても、続けるうちに感覚がつかめてきます。
- 発見タブを定期的にチェックする習慣をつける
- 使ってみた結果を、簡単に記録しておく
- 焦らず、数をこなしながら感覚を育てていく
音源探しを、投稿準備の一部に組み込む
音源探しを特別な作業にせず、投稿準備の一部として毎回の流れに組み込んでおくと、忘れずに続けやすくなります。
- 撮影前に候補の音源をいくつか決めておく
- 編集の段取りの中に、音源選びの時間をあらかじめ確保する
- 慣れてくれば、全体の作業時間への影響も小さくなっていく
よくある質問
Q. トレンド音源を使えば、必ず伸びますか。
A. 必ず伸びるとは言えません。
見つけてもらう入口が増えるという程度の効果で、内容の質と合わせて考える必要があります。
Q. 音源を使わず、オリジナルの声だけでもいいですか。
A. 問題ありません。
音源を使うかどうかは、内容に合わせて選んでください。
Q. 同じ音源を何度も使ってもいいですか。
A. 使っても問題ありませんが、投稿数が増えすぎている音源は、他の投稿に紛れやすくなります。
Q. ビジネスアカウントでは使える音源が少ないと聞きました。本当ですか。
A. アカウントの種類によって、利用できる音源の範囲が異なる場合があります。
使いたい曲が選べない場合は、個人アカウントとの違いを確認してみてください。
まとめ:今日の一歩
トレンド音源は、見つけてもらう入口を広げる補助的な手段です。
急上昇マークと投稿数の少なさを目安に、内容に合う曲を早めに選ぶのが基本です。
今日やることは1つです。
発見タブでいくつかのリールの音源を確認し、急上昇マークがついている曲をメモしておく。
次のリールを作るときの候補にしてみてください。






