■リポストとは?
リポストとは、インスタグラムに投稿されている写真や動画とキャプション(説明文)を自身の投稿で紹介することを言います。
簡単に言うと、他者又は自分の投稿を自分のフィードに再投稿するすることです。
例えば、綺麗な花の写真を見つけたから自分のフォロワーにも教えたいときにリポストします。
写真や動画、キャプションを引用して投稿するので、ツイッターのリツイートやフェイスブックのシェアのイメージです。
リポストをすると、自身の投稿と同様に、プロフィールページの投稿に反映されます。
なお、リポストはリグラムとも呼ばれ、リポストとリグラムは同じ機能です。
■リポストの活用場面
リポストは多くの人はやったことがないかもしれません。
むやみやたらに、他人の投稿をリポストしたいと考える人はいないですから。
では、どんな時にリポストしたいと考えられるでしょう?
(1)良い写真や投稿を見つけたとき
自身の投稿一覧に良い写真や有益な情報を投稿したいと考えますよね。
その一つとして、リポスト投稿を行うことができます。
(2)まとめサイト的に使う
例えば、美味しそうな料理の写真投稿を集めてまとめサイト的なインスタアカウントを作成することができます。
美味しそう、豪華そうな料理投稿を集めれば、食べスタグラムのようなアカウントが簡単に出来上がりますね。
また、ビジネスのインスタ集客で使うなら、そのジャンルの投稿をまとめることも一つの手です。
これにより、インスタグラムからLINE公式アカウントに集客したり、ご自身の店舗やサービスに集客したりすることができます。
(3)効率的にアカウントを育てる
自身のインスタアカウントを育てる際に、自分で投稿するのが基本ですが、自身で良い投稿をし続けるのは大変と考える人もいるでしょう。
そんな時に、例えば、半分は自身の写真や動画、キャプションをアップし、半分は他の人の投稿をリポストしてアカウントの投稿を増やしていくということができます。
リポストは、基本的には写真も動画もキャプション(説明文)もハッシュタグも考える必要がないため、時間短縮してアカウントを育てることができ、投稿しているので、フォロワー増加にもつながります。
■動画でやり方を見る
★【動画】「リポスト」のやり方と安全なリポストアプリの使い方
■リポストのデメリット
リポストのデメリットとして考えられるのは、他の人の写真や動画をシェアするため、他の人にお客さんを流してしまう可能性があります。
そのため、何の考えもなく行うことはお勧めできません。
特に、インスタグラムで集客したい場合は、リポストする目的を決めて、その目的に向けてリポストするようにします。
■リポストのやり方(2つの方法)
リポストやリグラムという言葉は、インスタグラムユーザーなら結構知っていると思います。
しかし、インスタグラムアプリの機能としては、他の人の投稿を自身の投稿欄にシェアするリポスト機能は存在しません。
そのため、次の2つの方法からリポストします。
(1)リポストアプリを使う
専用のリポストアプリを使ってリポストする方法です。
このやり方が、よく使われているリポストやリグラムのやり方です。
リポストアプリは色々ありますが、2019年11月現在も使えるリポストアプリを例に、リポストの方法をお伝えします。
ここでは、iphoneアプリの「Repost for Instagram Instasave」を使います。
1.AppStoreで 「Repost for Instagram Instasave」をインストール
こちらからインストール
https://apps.apple.com/jp/app/repost-for-instagram-instasave/id1331571544
2. 「Repost for Instagram Instasave」を立ち上げる
3.「instagramを開く」をタップ
4.リポストしたい投稿を選択して、右上の「・・・」をタップ
5.「リンクをコピー」をタップ
6.左上の「Repost」をタップしてリポストアプリに戻る
7.下の赤枠のリポストボタンをタップ
8.「フィード」とタップ
※ストーリーズに投稿したい場合は「ストーリーズ」タップ
9.リポストする写真を選択して「次へ」をタップ
10.「次へ」をタップ
11.キャプションがコピーされているので「ペースト」して文章を貼り付け、「OK」をタップ
12.投稿するアカウントを選択して「シェア」をタップして投稿する
13.リポスト投稿したアカウントに投稿されていることを確認して完了
以上がリポストアプリを使ったリポスト方法になります。
なお、誰かの投稿をリポストする場合、「リポストすると足跡が付く?」「リポストしたことが相手に通知される?バレる?」という質問をいただきますが、足跡はつかないし、通知もされないので安心してください。
(2)ストーリーからリポストする
こちらは本来の使い方ではありませんが、リポストと近い結果になるので、ストーリーを使ったリポストのやり方をお伝えします。
1.リポストしたい投稿を選択して、下の紙飛行機マークをタップ
2.「ストーリーズに投稿を追加」をタップ
3.「ストーリーズ」をタップ
4.「もっと見る」をタップ
5.「投稿としてシェア」をタップ
6.投稿画面が開くので「次へ」をタップ
7.「タグ付けする」をタップ
8.写真の左下部をタップして引用元のアカウントをタグ付けして「完了」をタップ
9.キャプション欄にリポストである旨と引用元アカウントを記載して、 投稿内容を入力して「OK」をタップ
10.リポスト投稿するアカウントをオンにして「シェア」をタップ
11.自身のプロフィールページにリポスト投稿されているか確認して完了
ストーリーズを使うリポストは、インスタグラムアプリでは元投稿のキャプション(説明文)をコピーできないという欠点があります。
その点、リポストアプリよりも少し手間がかかると言えます。
■2019年途中からリポストができない?
リポスト機能に関わらず、インスタグラムは仕様変更を頻繁に行っています。
そのため、それまで使えた機能が使えなくなったり、新しい機能が追加されたりと目まぐるしく変化します。
その流れの一環で、上のリポストのやり方(1)の多くのリポストアプリが使えなくなっています。
流れから見ると、インスタグラムのアカウントにログインするアプリが使えなくなった傾向があります。
アカウントにログインさせて、本来の目的と違う不正な利用をするアプリが存在することも事実なので、その対応策としてインスタにログインが必要なアプリを排除したのかもしれません。
ちなみに、上の例に挙げた(1)のリポストアプリを使う方法は現在も使えます。
また、(2)のストーリーからリポストする方法も使えますが、これもいずれインスタグラム運営側が、投稿のシェア機能やストーリーズのシェア機能を削除すれば使えなくなる可能性があります。
■写真は1枚目だけ反映される
リポストする際は、引用元の写真や動画は1枚目だけ反映されます。
複数枚の場合は2枚目以降の写真や動画は反映されないので、1枚目だけで内容がわかるものを選択してリポストするようにしましょう。
■リポストのルール
リポスト(リグラム)する際に決まったルールはありません。
ですが、無断で引用をしているとも言えるので、リポスト投稿する際はマナーとして次のことを行うようにお勧めします。
(1)リポスト元の写真や動画、キャプション文面を変更しないこと
(2)リポストと分かるようにすること
(3)キャプション欄に「#Repost」又は「Repost」のようにリポストであるとわかる表示と「@リポスト元のユーザーネーム」を記載して、引用元の投稿に飛べるようにしておくこと
あとは、リポストアプリを利用した場合は、写真にリポスト元が表示されるので、より良いでしょう。
■まとめ
リポストは使い方によってはとても良い機能です。
明確な目的をもって行うことと、マナーを守って活用するようにしましょう。