1.インスタはプロフィール作成が超重要!
インスタグラムで集客をお考えの方の中には、企業やブランドの看板を借りずに、ご自身の個性やスキルで事業・プロモーションを展開していきたい方もいらっしゃると思います。
そのような場合に、インスタグラムアカウントをしっかりつくりこんでおくことで、ご自身のブランディングにつながり、営業をする際の名刺代わりに活用することも可能です。
ブランディングには様々な解釈や手法がありますが、この記事では、インスタグラムアカウントを一目みただけで信頼や共感を獲得できる、プロフィール画面の編集方法をご紹介します。
また、つくりこんだアカウントをご自身のプロフィールとしてさらに集客を拡散していくために、ネームタグ機能の活用アイディアを紹介していきます。
個人の力で仕事を受託していきたい、または、ご自身の個性を生かしながら仕事をするために、信頼の土台となるようなポートフォリオが欲しいとお考えの方に実践していただきたい内容です。
2.プロフィール画面の作り方
インスタグラムのプロフィール画面は、全部で6つの情報で構成されています。
- アイコン画像
- プロフィール文章
- ハイライト
- タイムラインコンテンツの「投稿」
- アカウントの「フォロー数」
- アカウントの「フォロワー数」
特に、アカウントの第一印象を左右する重要な要素は、「アイコン画像」「プロフィール文章」「ハイライト」です。
この3つの要素は、プロフィール画面を大きく占めるため、ユーザーがあなたのプロフィール画面を閲覧したときに、ぱっとみで信頼できるか、共感できるアカウントかを判断するための材料となります。
そのため、3つの要素を通して、ご自身のアカウントが「何者」で「どのような有益な情報をもたらしてくれるか」ということをわかりやすく、魅力的に表現していく必要があります。
ただし、プロフィール文章には文字数の制限があり、掲載できる情報は限られています。
そうした制約の中でも、魅力的な表現をする方法をこちらの記事にまとめているので、確認してみて下さい。
▶インスタグラムのプロフィール写真・文章のおすすめのつくり方
3.ハイライトの使い方
プロフィール画面の限られた要素の中で、魅力的な表現をするためのもう一つの方法として、「ハイライト機能の活用」がおすすめです。
ハイライトは、ストーリーズに投稿したコンテンツをストックしておくことのできる機能ですが、ここにプロフィール画面では伝えきれなかった詳細情報を載せておくことで、より詳細なプロフィールを伝えることができます。
(例)うさぎ好きアカウントの場合
例えば、うさぎ好きのこちらのアカウントの場合、コンテンツだけを見ると、うさぎの画像が投稿されているだけで、狙いや投稿しているユーザーの人物像が見えてきません。
そこで、プロフィール画面でとにかくうさぎが好きであることを紹介したうえで、詳細を紹介しているハイライトに誘導します。
ハイライトでは、アカウント運営者の年齢や職業、どういった想いでうさぎの画像を投稿しているかという背景を記載しています。
簡単ではありますが、このようにアカウント運営者が何者で、どのような背景で、情報やコンテンツを発信しているかという点を記載しておくことで、近い立場の閲覧者にとって共感できるポイントとなる可能性があります。
4.おすすめのハイライトの作り方(参考)
おすすめのハイライトの作り方としては、実際に成功しているアカウントの事例に、“モテクリエイター”として活動されている「ゆうこす」さんのプロフィールが参考になります。
▼ ゆうこすさんのアカウント「@yukos0520」ハイライトより
一般的にはなじみのない“モテクリエイター”という肩書について、そのような肩書で活動するに至った経緯や想いを含めた自己紹介がなされています。
ただの自己紹介ではなく、インスタグラムでアカウントを運営している背景やその想いを文章として伝えることで、より共感や親近感を抱いてもらえる効果が期待できます。
ぜひ、なんとなくプロフィール文章を書いておくのではなく、上記のような観点で、信頼や共感を得られるようなプロフィールにアップデートしてみてくださいね!
5.インスタグラムのネームタグとは
インスタグラムのネームタグ機能とは、名前の通り、名札のような役割をもち、特定のインスタグラムアカウントを、QRコードの撮影(スキャン)によって検索、フォローができる機能です。
また、ネームタグを表示し、スマホで相手からスキャンしてもらうことと、自身のアカウントを特定し、フォローしてもらうことができます。
ネームタグは、インスタグラムアカウントをもつすべてのユーザーが利用することができる機能で、特別な設定も必要ありません。
対面での連絡先交換のシーンはもちろん、チラシや店舗の看板、名刺などにも記載しておくことで、インスタグラムアカウントへのアクセスを簡便化することができます。
従来は、インスタグラムアカウント名を特定するために、手動で検索する方法しかありませんでしたが、一文字でも間違えるとうまくヒットしないケースもありました。
ネームタグ機能は、そのような、やや面倒だったインスタグラムアカウントという連絡先交換をスムーズにできる、知っておいて損のない非常に便利な機能です。
6.ネームタグ機能の使い方
ネームタグ機能を使用するために設定は必要ありません。
使用したいときに、プロフィール画面[三]の「QRコード」よりアクセスできます。
▽自分のネームタグを表示する場合
▽相手のネームタグを読み込みたい場合
▽デザインのバリエーション
【ネームタグデザインのバリエーション】
【背景デザインのバリエーション】
【「カラー」のデザインバリエーション】
【「絵文字」デザインのバリエーション】
【「セルフィー」デザインのバリエーション】
7.ネームタグ機能の活用方法
ネームタグは、スマホをスキャンするだけで、アカウント名を検索する手間を省きながら、フォローまでの導線をスムーズにできる点が大きな特長です。
そのため、店舗の看板やチラシ、広告やポスターなどに掲載しておくだけで、フォローを促進することができます。
また、名刺にネームタグを記載しておくことで、名刺がわりとなるプロフィール画面やハイライトへの導線となり、自身について理解を深めてもらう効果が期待できます。
一般的なバーコード式の白黒のQRコードと比較しても、見た目がスタイリッシュなため、名刺に記載することでデザイン性をワンランクアップすることもできます。
8.まとめ
インスタグラムは、まずプロフィールが重要になります。
その中で、自己紹介欄には文字数の制限があり、プロフィール部分に入れられる他の機能を活用して、自己ブランディングや集客アップに繋げる工夫をすることで、他者と差別化することができます。
その大きな機能が「ハイライト」です。
上述のように、自己紹介文とハイライトを上手に活用することで、魅力的なインスタアカウントにすることができるので、すぐに変更してみてくださいね!
また、事業やプロモーションを手掛けていく中で、インスタグラム上だけではない、オンライン、もしくは対面でのコミュニケーションが発生するケースもあります。
そんな時に、名刺1枚では伝えきれないご自身の魅力やアピールポイントについて、インスタグラム上で情報をまとめておくことが信頼や共感を抱いてもらえる重要な材料となります。
また、インスタグラムは、そのような情報を一元化し、投稿コンテンツも含めてストックしておくことで簡単なポートフォリオとして提示することもできます。
立派なサイトを作成せずとも、インスタグラム上のちょっとした工夫によって、個人の活動の幅が広がる効果が期待できるって、夢がありますよね。
ぜひ、その第一歩として、本記事で紹介したプロフィール画面の活用や、ハイライト機能の拡充を実践されてみて下さい。
そして、整備したインスタグラム上のアカウント情報はそのままにせず、名刺やチラシなどにも記載し、目にしてもらえる機会を増やしていきましょう。