インスタグラムの広告配信費用はどう決まる?集客のための課金・予算設定・支払い方法を解説!

1.インスタグラム広告

予算が少ない中で、インスタグラム広告での集客を検討される際、限られた予算で効率的に成果を上げるためには”適切な予算設定”と”目的に合わせた課金形態を選択すること”が重要なポイントとなります。

この記事では、インスタグラム広告における課金形態のパターンと、広告配信費用が決定する仕組み、そして、広告費用の支払い方法・タイミングについて解説します。

インスタグラムの広告配信を検討されている方、もしくは広告配信の委託を検討されている方にぜひお読み頂きたい記事です。

2.インスタ広告費用が決定される仕組み

インスタグラムで広告配信をする際に発生する費用は、オークションによって決定されます。

※オークションの詳しい仕組みについては、次章で解説していきます。

オークションとは一般的に、複数の購入希望者のなかで、最も良い購入条件を提示した買い手に対し、対象の商品が売却される仕組みのことを指します。

インスタグラムの広告において、購入条件の優劣を競い合う相手となるのは、同じターゲットや配信枠に対して広告配信を希望・入札する競合アカウントとなります。

そして、購入条件とされるのは、オークションに対する「入札価格」に加えて「広告の関連度診断のスコア」が最も主要な基準と言われています。

つまり、”効率的に”広告配信をするためには、大きく2つの方向性があると言えます。

1.競合アカウントが配信していないターゲットや配信枠を利用すること

2.競合アカウントの中でも良い条件の「入札価格」で「広告の関連度診断のスコア」の高い広告を配信すること

逆を返せば、同じターゲットに対して配信する競合数が多ければ多いほど、広告の単価が上がり、集客のゴール(購入や申し込み、WEBサイトのリンク先への遷移、ターゲットに対する広告の表示)あたりにかかる費用が高くついてしまう可能性が高まります。

また、その競合がご自身のアカウントよりも「高い入札価格」かつ「広告関連度診断スコアの高い広告を配信」する場合、同様に集客のゴールあたりにかかる費用が高騰してしまいます。

以上のような構造を踏まえた上で、入札価格の決定や広告関連度診断で高い評価がされるクリエイティブを企画していくことが、インスタグラム広告での効率的な集客で必要となります。

※広告関連度診断の詳細、評価を上げるために抑えておきたいポイントなどの詳細は別の記事で解説していきます。

3.インスタ広告費用の発生パターン

▼課金形態

インスタグラムの広告費用は、目的にあわせて4つの課金形態から選択することができます。

(1)CPM課金(シーピーエム課金/インプレッション課金)

“Cost Per Mille”の略で、広告表示1000回あたりにかかる平均コストを意味します。

注意しておきたいのが、正確に1000回ぴったり表示されなくても費用が発生するという点です。なぜ1000回としているかと言うと、1回あたりの費用にしてしまうとCPM0.01円などと細かい金額になり、直感的に理解しづらいため、この単位を適用していると言われています。

つまり、計算式に直すと CPM=費用÷表示回数×1000 となります。

(2)CPC課金(シーピーシー課金/クリック課金)

”Cost Per Click”の略で、広告が1回クリックされるごとに発生するコストを意味します。

広告が何回表示されても、クリックが発生しない限りは費用が発生しません。

(3)Thru Play課金(スループレイ課金/動画視聴課金)

”Thru Play”とは、広告として配信する動画が15秒配信以上再生されるごとに発生するコストを意味します。

(4)CPI課金(シーピーアイ課金/インストール課金)

”Cost Per Install”の略で、広告を通してアプリが1回インストールされるごとに発生するコストを意味します。

集客のゴールに応じて、4つの課金形態から選択することが可能ですが、インスタグラムの媒体特性上、最も効率性を担保しやすいのはCPM課金と言われています。

インスタグラムの特性とは、他のGoogleやYahooの広告と比較したときに、ユーザーは情報収集やコンテンツを楽しむことを目的に利用することが多いという点です。

また、画像や動画などのビジュアルがメインのプラットフォームのため、より資格的に情報を閲覧することで、商品やサービスを認知させやすいという特性があります。

一般的には、クリックごとの課金で設定しておいた方が、より購入や申し込みのコンバージョンというゴールに近いタイミングで費用を発生させることができるため、費用対効果は上がりやすいことがイメージできます。

一方、インスタグラムは、クリックはされなくとも、広告を閲覧することでの商品・サービスの認知やイメージ蓄積がされやすいと言う点で、その場でのコンバージョンに至らずとも、最終的なコンバージョンに寄与する間接的な接触ポイント(ビュースルーコンバージョン)をつくりやすく、表示回数を最大化する課金形態がより効果を発揮しやすいと言われています。

▼予算設定

インスタグラム上で予算設定をする方法は2種類あります

1)1日の予算:1日でいくらまでの予算投下するか

 1日の中でパフォーマンスが良いタイミングで成果を最大化する方法

2)通算予算:指定期間内でいくらまで予算投下するか

 指定の期間内でパフォーマンスが良いタイミングで成果を最大化する方法

いずれも、日単位か指定期間の中で、自動でパフォーマンスを最大化するために予算を多く消費することができますが、通算予算の場合、期間内で1日の予算を上回る金額を使い切ってしまう可能性もあります。

細かく予算配分をし、効率化を目指したい場合は1日の予算で設定することをおすすめします。

1日の予算で設定する場合に注意しておきたいのは、パフォーマンスの最大化が優先されることから、設定金額の+25%まで予算投下される可能性があると言う点です。

上記の特性を理解した上で、予算設定方法を検討しましょう。

▼支払い方法

インスタグラムの支払い方法は2種類から選択することができます。

(1)自動決済

1ヶ月に1回などのサイクルにあわせた請求ではなく、請求単位額と呼ばれる一定の金額を消化したときに自動で決済される仕組みです。

月末までに請求額に到達しなかった場合は、毎月の請求日に請求が発生します。

請求単位額はご自身で設定できるものではなく、自動で算出される点は注意しておきましょう。

(2)手動決済

いわゆる事前決済型で、事前に課金した費用残高から、広告掲載がされると1日に1回引き落としがされる仕組みです。

以上の広告費用の発生パターンに関わる3つの要素を整理すると、

1.何を目的として予算を投下するかという効率化の観点(課金形態)

2.どれくらいのペースで予算を消化するかという予算配分の観点(予算設定)

3.いつ、どのように費用を支払うかというキャッシュフローの観点(支払い方法)

とまとめることができます。

限られた予算の中で、最も効率よく集客をするためには、上記の3つのポイントで最適な選択肢を組み合わせて運用することをおすすめします。

4.インスタ広告まとめ

インスタグラムの広告費用はオークションによって決定されます。

オークションは、「入札価格の高さ」とユーザーにとっての価値を判断する「広告関連度診断のスコア」によって自動的に実行されます。

「入札価格」の単位は、CPM・CPC・Thru Play・CPIに分類されるため、目的にあわせて予算を最大化できる方法を選びつつ、適切な予算配分と決済方法を選択するようにしましょう。

ただし、オークションで広告を効率的に掲載するためには、やみくも入札価格を上げても費用対効果の改善に至るとは限らず、広告関連度診断のスコアまで意識した広告配信が必要となります。

このスコアの改善については別の記事で解説していきたいと思います。

インスタグラムの広告配信を検討されている方は、ぜひ以上のポイントを踏まえた予算設計と運用を心がけてみてください。

また、広告配信を代理店に委託することを検討されている方は、この記事で解説した内容に加えて、運用代行のマージン(一般的には+20%)が上乗せとなる点を加味し、ご自身で運用される選択肢と比較検討されることをおすすめします。