【インスタキャンペーン】開催は利用規約違反で禁止?<2021年>プレゼント企画とガイドライン注意事項

1.インスタグラムのルール

インスタグラムでは、アカウントを開設し、利用をスタートした時点で、利用規約・ガイドラインに同意したものとみなされます。

そのため、利用規約の内容に目を通していなかったとしても、利用規約に違反した場合は、コンテンツの削除やアカウント自体の削除といったペナルティが課されてしまいます。

知らず知らずのうちに、インスタグラムの規約に違反してしまい、ある日突然アカウントが消えていた・・・という可能性もゼロではありません。

インスタグラムを集客ツールとして活用されている皆さんには、ぜひ、利用規約・ガイドラインをご一読の上、どのような内容が書かれているか把握されておくことをおすすめします。

その上で、ご自身のアカウント運用とは直接関係のない内容や、違反する要素がないと判断された方は、引き続き、規約の更新情報を定期的にチェックして頂ければ十分でしょう。

一方、”規約”と言われると「読むのが大変そう」「内容が難解そう」といった印象を受け、なかなか読み進めるハードルが高いという方も多くいらっしゃるかと思います。

この記事では、インスタグラムの利用規約・代表的なガイドラインが、どのような内容で構成されているか解説していきます。

また、万が一規約違反をしてしまった場合のデメリットや、インスタグラムで集客をする際に特にチェックしておきたい項目まで記載していきますので、ぜひ最後までお読みください。

2.インスタグラムの利用規約

インスタグラムの利用規約とは、大きく分類すると、主に3つの内容によって構成されています。

1)インスタグラムが利用者に対して提供するサービス・約束するルール

2)インスタグラムが無償でサービスを提供する代わりに広告配信をする断り

3)インスタグラムが利用者に対して求める約束事項・約束を違反した場合の処置

具体的には、以下のような構成で成り立っています。

もし、規約の内容がすっと理解できないという場合、下記表の「内容」を把握した上で、具体的に「何が」→「禁止されている or 約束されている」のかという主語→述語の関係を理解するよう読み進めてみてください。

内容としては、インスタグラム利用者として守るべきルールがメインになりますが、他ユーザーに対する迷惑行為の禁止や、秘密情報を無許可で開示したり、法的な権利の侵害にあたる行為の禁止などが、その内容として定められています。

前提として、自社の商品やサービスに関する有益な情報発信、ご自身のブランドコンテンツの発信がメインとなる集客においては、そうした規定に抵触する可能性は低いと言えますが、万が一のリスクに備えて、一読しておくことをおすすめします。

インスタグラムの利用規約は、インスタグラムヘルプセンターの「プライバシーと安全」という項目から確認することができます。

▶︎インスタグラムの利用規約はこちら

3.インスタグラムのガイドライン

インスタグラムのガイドラインとは、利用規約内容を読み進めると、登場するいくつかのガイドラインがあります。

下記表のように、各項目に記載されている、関連する7つのガイドラインについては、利用規約とあわせて一読されることをおすすめします。

下記に、各ガイドラインの概要は下記の通りです。

①データに関するポリシー

InstagramがFacebook、Instagram、Messengerの全サービスで共通して取得する利用者情報と、取得した情報の利用目的、第三者への共有事項、利用者がそれらの情報を管理・削除する方法を定めています。

▶︎データに関するポリシーはこちらから

②Instagramコミュニティガイドライン

Instagramが1つのコミュニティとして成長していくにあたって、利用ユーザーに求める項目をまとめたガイドラインです。

インスタグラムを利用すると、本ガイドラインと利用規約に同意したものとみなされるため、必読のガイドラインです。

▶︎Instagramコミュニティガイドラインはこちらから

③Facebookプラットフォーム利用規約と開発ポリシー

Facebook版の利用規約が主な内容となります。

詳しくは、上記テキストリンクよりアクセスしてください。

▶︎Facebookプラットフォーム利用規約と開発ポリシーはこちらから

④音楽ガイドライン

利用者が投稿するコンテンツに含まれる音楽は、Facebook社ではなく、投稿者の責任で使用する旨の断りと、許可なく使用された場合の削除の旨などが記載されています。

▶︎音楽ガイドラインはこちらから

⑤ブランドコンテンツポリシー

Facebookがブランドコンテンツと定義するコンテンツに対して、使用範囲などに関する定めが記載されています。

ブランドコンテンツとは、クリエイターやパブリッシャーがビジネスパートナーの価値を広めるべく、その商品やブランドなどを直接的または間接的に取り上げたコンテンツを指します。

▶︎ブランドコンテンツポリシーはこちらから

⑥ブランドガイドライン

Instagramのロゴなどのブランド素材に関する規約が記載されています。

ロゴを取り扱う際には必ずチェックしたい規約です。

▶︎ブランドガイドラインはこちら

⑦コミュニティ決済規約

Instagramを含むFacebook製品上で支払いが行われる際、この規約に同意されたものとみなされます。その支払い取引の詳細が定められています。

▶︎コミュニティ決済規約はこちらから

4.インスタ利用規約違反について

インスタグラムの利用規約やガイドラインを違反すると、アカウント凍結や削除、コンテンツの削除といったペナルティを受ける可能性があります。

同様に、違反報告が他ユーザーより多数寄せられているアカウントや、他者の商標を無断使用しているとみなされたアカウントなどは用規約違反として、同様の処分を受ける可能性があります。

特に、インスタグラム利用規約の『利用者による誓約』において定められている「Instagramを利用できる方」「Instagramで禁止されている行為」に抵触する場合、違反としてペナルティを受けるケースも報告されているようです。

せっかくフォロワーが一定数いるアカウントに育てることができても、気づかないうちに規約違反の内容となっていた場合、事前の告知なく凍結・削除されてしまうため、

事前に利用規約・ガイドラインを違反していないかチェックしておくことは必須と言えるでしょう。

5.インスタ利用規約変更の確認方法

インスタグラムでは、定期的に利用規約およびガイドラインの改訂が行われます。

その際、全インスタグラムユーザーに対し、下記メールアドレスより、規約改定のお知らせメールが届いています。

 no-reply@mail.instagram.com

スパムメールとして、迷惑メールフォルダに振り分けられている可能性もあるため、必ず迷惑メールフォルダから除外する設定をした上で、定期的に更新情報をチェックするようにしましょう。

このメールさえ確認しておけば、わざわざ定期的に公式サイトにアクセスして確認しにいく必要もありません。

6.インスタキャンペーン・プレゼント企画と利用規約違反

インスタグラムの利用規約・関連するガイドラインは、インスタグラム全利用者が対象となる、禁止事項やInstagram上での行動の制限、約束が定めてあるため、すべて目を通す必要があります。

その上で、集客とも密接に関係する「プロモーションガイドライン」も併せて確認されることをおすすめします。

▶︎プロモーションガイドラインはこちら

プロモーションガイドラインでは、インスタグラムのアカウントを通して行う”コンテスト”や”懸賞”に関する注意事項が定められています。

インスタグラム上で「フォロー&いいねで抽選●名様に△プレゼント」といったようなキャンペーン施策もここに該当する可能性があります。

具体的には、下記のような事項を含めて、当該プロモーションを合法的に運営することが求められる旨の記載があります。

・公式ルール

・規約と資格要件を設定すること(年齢や居住地の制限等)。

・プロモーションおよび提供される賞品や賞金に適用される規則や規制を遵守すること(登録、規制上必要な承認の取得等)

つまり、プロモーションを行う際に、参加資格をしっかり明記していないものや、参加の代償として提供される賞品・賞金に関するルールを明記していない場合に、このガイドラインに抵触する可能性が高まります。

加えて、『コミュニティガイドライン』においても下記のような記載があります。

「いいね!」、フォロー、シェアを人為的に集めたり、同じコメントやコンテンツを繰り返し投稿したり、利用者の同意を得ずに商業目的で繰り返し連絡したりしないでください。スパムのない環境を維持しましょう。「いいね!」やフォロー、コメントを含むやり取りの見返りに、現金現金同等物の提供を申し出たりしないでください。

つまり、抽選などによって選ばれた人にのみ賞品が渡されるのではなく、フォローやいいねなどの特定の行為をしたユーザー全員に”現金や現金同等物”の提供をした場合、”見返り”として、ガイドラインに抵触する可能性が高まります。

そのため、キャンペーンにおいては

「フォロー&いいねでもれなく○○プレゼント」

「シェアで○○全員ゲット!」

というようにすると、ガイドラインに抵触する可能性が高まるので、リスクが高いと言えるでしょう。

7.インスタのキャンペーン企画と筆者の見解

前項の内容も含めて、インスタグラムはプレゼント企画やキャンペーンの開催について、「この行為は利用規約違反です」と具体的には明記されていません。

そのため、いろいろなサイトやSNS等で「インスタキャンペーンは禁止になって出来ない」「インスタグラムのプレゼント企画は利用規約違反です」などのように言われています。

これについて決定するは、インスタグラム側の判断になりますし、時期によって解釈が変わる可能性もあります。

それを前提としたうえで、思い切って筆者の見解をお伝えしていきます。

筆者は、多くのサイト等で記載されている内容とは異なり、インスタグラムでプレゼントキャンペーン企画などを開催することは利用規約違反ではないと考えています。

というのも、上述のように、インスタグラムには「プロモーションガイドライン」が定められており、ルールを守ればプレゼントキャンペーンは禁止されていないからです。

よくよく見てみると、プロモーションガイドラインでキャンペーンは開催しても良いけれど、コミュニティガイドラインで制限しているようにとらえることができます。

この少しあいまいとも思える理由には、インスタグラムが発表しているように、宣伝的な投稿がユーザーに嫌われる傾向が高いので、宣伝投稿のためだけにインスタグラムを活用させたくないという思いがあるでしょう。

インスタグラム運営側から見れば、ユーザーがインスタの投稿を見て、良い気持ちになったり、喜んだり、楽しんだり、役立ったりすれば、ユーザーの満足度が高まり、ユーザーが増加し、アクティブ率や滞在率も上がります。

ユーザーが増えたり、アクティブ率や滞在率が上がることは、インスタグラム側から見たら理想の状態ですからね。

そして、インスタグラムは企業等からの広告出稿により、莫大な広告収益を上げています。

そのため、インスタ広告以外は、できるだけ広告宣伝っぽい投稿は少なくして、より人気のSNSにしたいのです。

そう考えると、プレゼントキャンペーン企画などのプロモーション投稿は、ユーザーに喜ばれるものだけにしたいと考えるのは当然ですよね!

筆者としては、これらを踏まえて、「法令や利用規約に反せず、当選条件や要件などのキャンペーン内容を明確にして、不正をなくして、ユーザーに喜ばれるキャンペーンをやりなさい」ということだととらえています。

考え方によっては、いろいろな企業等がキャンペーン等を控えるならば、自社がインスタのルールに基づいてキャンペーン企画を開催すれば、ライバル不在で反応を上げることができるようになります。

ですので、利用規約とガイドラインをしっかりととらえたうえで、プレゼント企画などのキャンペーンを開催すれば良いと考えます。

8.明らかに利用規約違反となる行為

ここまで、利用規約やガイドライン、そして、プレゼントキャンペーン等について述べてきましたが、明らかに規約等に反すると考えられるのが次の内容です。

フォロワーやいいねを販売(購入)する

フォロワーやいいね等を販売する業者が存在するのはご存じでしょうか?

架空のアカウントや運用されていないアカウント、又は提携して運用されているアカウントから、フォローやいいねをする代わりに対価を得る(販売する)行為です。

これは明らかに利用規約等に違反しているので、絶対に購入しないようにしましょう。

筆者は、コミュニティガイドラインに明記されている『「いいね!」やフォロー、コメントを含むやり取りの見返りに、現金や現金同等物の提供を申し出たりしないでください。』について、このフォロー購入やいいね購入を一番に指していると考えています。

現金や金券をプレゼントする

プレゼントに現金や金券などの現金同等物を渡すことは、規約違反とみなされると考えられます。

プレゼントキャンペーンは企業などのアカウントに関連する商品やサービスの提供を前提としていて、そのアカウントの内容に沿って行われることで、フォロワーや投稿を閲覧した人にピッタリ合うと推測できるからです。

そのため、どこでも使えてアカウントには全く関係がない「現金や現金同等物の提供」をしないように明記されているのではないかと解釈しています。

9.利用規約とプレゼントキャンペーン企画まとめ

インスタグラムの利用規約・関連するガイドラインでは、インスタグラム集客のためのアカウント運用に密接に関わるルールが定められています。

キャンペーンなどの賞金・賞品のやり取りが発生するプロモーションにおいては、上記プロモーションガイドライン・コミュニティガイドラインを遵守した上で企画することをおすすめします。

すでに企画が進行しているプロモーションについても、今一度ガイドラインを検討し、違反のリスクがないか確認しておくようにしましょう。

知らず知らずのうちに違反した場合でも、アカウントの凍結・削除を受けるデメリットがあるため、今一度ご一読の上、企画内容・表現のリスクを伴わないか検証しておきましょう。

もちろん、ユーザーにとって有益な投稿・運営を心がけていれば、違反する可能性は低いと言えますが、長期的にみて、万が一のアカウント停止に対してしっかり備えておくことをおすすめします。

なお、上記の見解は、インスタグラムの運営側やフェイスブック社とは無関係の筆者の見解ですので、あくまでも一つのとらえ方として参考にしてください。